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#9 国際恋愛 『I Love Youが言えない私』

海外ドラマでカップルがお互いのことを”baby” ”bae” ”boo”って呼ぶけど、あれって本当なの?って聞かれる。

答えは、本当。そうやって呼ぶのが当たり前。
あとは、家を出るときはlove youって言ったり。

17年間、THE JAPANESE CULTUREで過ごしてきた自分にとっては、アメリカ人とお付き合いをするというのは、カルチャーショックばかりである。

今回は日本とアメリカの愛情表現の違いについて書いていきたい。

まず、私たち日本人は、愛情表現を口に出して言わない方だ。
日本人はどちらかというと、態度で愛情を表現する。

例えば、ご飯を作ってあげたり、洗濯物を畳んであげたり、何かをしてあげることが愛情表現につながる。
愛があるから、この人に何かしてあげたいという気持ちになる。

対して、アメリカ人は愛情表現を口に出す。
それが当たり前のように、彼らは"I Love You"をちゃんと言葉に出して相手に伝える。海外ドラマで、子供が学校に行くシーンでは親、子供ともに"I Love You"とキスするシーンをよく見る。
これは1つのアメリカンカルチャーだ。

このようにアメリカと日本での愛情表現は違う。

日本で生まれ育ってきた自分にとって、きちんと相手の目を見てI Love Youなんて恥ずかしくてできなかった。ましてやパブリックの場でそんな事を言うなんて恥ずかしくて死にたくなる。

それができるようになったキッカケは、彼とのとある喧嘩だ。

付き合い始めたばかりの時に、彼に"君は全く愛情表現をしてくれないね"って言われた。
当時の私は、”は???ご飯作ってあげるし、洗濯とかもしてあげてるのにこれ以上のことを求めてくるの???何様なんだこいつ?” って思った。笑

結局これは、文化の違いが原因で起こった喧嘩で、お互いの文化をちゃんと理解してお互いが歩み寄らないと国際恋愛は成り立たない。

アメリカ人の彼にとって、日本人の愛情表現を読み取るのは難しい。
日本人の私にとって、言葉で愛情を表現することに慣れていない。

だけど、わかりづらい態度で愛情を表現することが出来ないのならば、やはりちゃんと伝えなければならない。

日本人の愛情表現がアメリカとは違うのならば、それを理解してもらわなければならない。

私たちは、こうやってお互いの文化を理解して歩み寄ってる。

未だに同じような喧嘩をする。

文化が異なる国で育った人と付き合うのは大変だ。

だけど、それはそれでおもしろい。

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