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#4 意識高い人(笑)な社会

日本ってなんですぐ社会問題関系に対して声をあげた人を直ぐに叩きたがるんだろ。
もっと柔軟に物事を受け止められないのかな。

芸能人が検察庁法の改正案についてSNSで意見を述べたら、その人によって反応が違う。
例えば、きゃりぱみゅがこの件に関してツイートしたら、”イメージが崩れた” ”歌だけやってて”って。

アメリカでも、似たような事が起こった。
例でいうと、テイラースウィフト。
彼女は政治的発言をずっとしたがっていたけど、マネージャーからイメージが壊れるかもしれない、又はファンが離れてしまうかもしれないからと止められていた。
だけど、テイラーは恐れずに政治的発言を堂々とTwitterで発言するようになった。 (詳しい事はNetflixのMiss Americanaで!)

日本とアメリカ両方とも、政治的発言をした人に対しての反発は生まれている。ただ、少し違うのは、アメリカ人の方が、自分の意見をしっかり言える事だと思う。

個人的に、日本人はSNSで社会問題系に対しての発言をためらう傾向がある。
それはきっと、周りから”この子ってあーゆう子なんだ”って思われるのを恐れているからだと思う。

”あーゆう子”というのは、社会問題とかに真面目に意見したりする意識高い系の人たちのこと。

あと、もう1つの要因は教育システムの違い。
アメリカの教育は、日本と全く違う。日本はどちらかというと、受け身体制。先生が生徒に対して、一方的に喋り倒す感じ。
それに比べて、アメリカは常に意見を求められる。
先生が言ったことに対して、どう思う?なぜそう思った?反対意見は?と言う所まで求められる。
”何も発しない人を何も意見がない人だ”と言うラベルを貼られる。

実際に、私も日本にいた頃は社会問題に対して全く興味がなかったし、そう言うことに関して発言している人をシンプルに”意識高いわぁ”って思っていた。
だけど今は、自分の頭でちゃんと考えて意見を言えるようになった。
人の意見に対して、なんでそう思ったの?まで聞けるようになった。

私はもっと日本人みんなが自分の意見をシェアできるようになれたらいいなと思う。
その為にも、それを柔軟に受け止められる環境が必要だと思った。

だから、他人の意見に賛成しようが、しなかろうがちゃんとその人の立場を理解して受け止めたい。

自分と意見が違ってもいいじゃん。
もはや、そっちの方が面白い。

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