発夏点

ぬるま湯に満たぬばかりの水浴みをするやうなりて風呂場にひざし
春過ぎて今朝も明るくなったけど支度は済まずなお目は覚めず
さめやらぬ喉に夢見の残り火があってひゅうひゅう空気がとおる

寝覚めに喉が渇いて、呼吸は荒いし顔は熱いしでまた眠い気がして枕に戻っちゃうよね、みたいなのを誰かに言われて、あーーーーそれそれあるある!って思った。あれ喉が渇いてるからなんだ、そうだわそうだわ。そして言われたんじゃなくて漫画で誰かが言ってたとかだと思う。

夏に布団を被って寝入り、眠りが深くて昼になり、気づくと熱くて熱くて飛び起きて、部屋の空気を吸い込んだら、鼻や喉の粘膜に触れるのが冷たくて気持ちよくて、甘い味がついてるみたいでびっくりした。のをよく思い出す。寝起きに水が欲しいとき、やっぱり水なんか飲まないでいたらまた味わえるかなと思うくらい、驚くような快感で未だにおぼえてるけど、あれきりです。

なんかずっと表記がベトッとしてる、読点とかかな表記とかが(その前にガバガバ文語表記に一個セルフ突込みしとけ)。

ひゅうひゅう……ひゅうひゅう…… どっかで見たんだよなこの擬音 擬声語? 擬態語? 音象徴語? あっ無理無理無理無理無理

https://twitter.com/takeo88tanka/status/1674635977804103680?s=20

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