竹生 八粗八

たけお・やそはち です

竹生 八粗八

たけお・やそはち です

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  • ツイ録たんか

    ツイッターに上げた57577の投稿を、気分ごとにまとめました。好きなものも嫌いなものも入れます。短歌と呼んでやられたい。

  • Twi-Hi

    主にツイートから移植した俳句です これは俳句です 暗示

  • ひといき短歌

最近の記事

御所参りする子ら

 京都御苑で林の写真をあれこれ撮ってみていた。一人で唸りながら、画面の中に家族旅行の5人連れを見つけた。御所の四角い築地塀の北西あたりにある清所門という入口では毎日殿舎の見学を受け付けている。そこへ子どもが入っていくというワンカットであったが、これが大変微笑ましかったのを2時間たった今思い出している。  乳母車を押す両親の前をころころ二人して幼児が競って駆けて行く。先に門まで着いた子がはたと止まって振り返り親を見るから次の子も後ろで同じようにする。門には詰め所が付いていて警備

    • 時化

      雨だれも遠くあなたを私から隔てる厚い簾の一重 警報を教えあうとき一人住むこちら下宿も少しせわしい かき消えて聞こえないだけまだ声はしている雨の短夜を寝る

      • 山影へすっぱり光る右払い 蚊も嬉し、老若男女川づらに 歌詠めるまでにながなが大文字 おくり火に集い河原がよりあかい

        • 送り火に

          誰の血もよりどりみどり 川の上老若男女送り火を見に ついたついた、子どもが言ってよく通る高音だった だい、だい、みえた 山影に火がたつときの勢いをたっぷり右に払う大文字 点線の一つ一つがちょっとした大きさだろう 燃えるしばらく 点くまでと消えるまでとのながながめ、ひそか静かに暦は初秋 勢いが落ちたらつぶさ 火の数も人混みのなか他人の声も 客人はそこかしこにや見やるべき丘へ野面へたかる送り火 土手道の車の列は数珠として、もしくは団子 かたがた送る これほどに集い真っ赤な火の数と

        御所参りする子ら

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        • ツイ録たんか
          12本
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        記事

          冷え切ったヤカンの水を飲むときに私は正気私は正気

          冷え切ったヤカンの水を飲むときに私は正気私は正気

          私をとりとめてください

          しゅごキャラも短歌も夜の一人寝に布団の隙にやおら生まれる あっカヌー カヌー漕ぎたい 岩倉で 仲いい奴全員引き連れて 暑いねと話しかければうるせえええええお前が言うからもっと

          私をとりとめてください

          喩編み

          小さいの買うといつもと違う味 やはり嫌いな夏をブラつく これうまいって教わって買うようになったジュースはまだ売ってある 手を振って長い回廊の奥では今も一昨年夏のあなたよ 繰り返し熱気の中の風景を訪れたせいまた今になる 湯気が、身から出てきて、空気へと溶けて、個体がゆるんでいって 同じだろあのときと今人と人こんなに同じ暑いところで 久しぶりの激キモ連投だった

          発夏点

          ぬるま湯に満たぬばかりの水浴みをするやうなりて風呂場にひざし 春過ぎて今朝も明るくなったけど支度は済まずなお目は覚めず さめやらぬ喉に夢見の残り火があってひゅうひゅう空気がとおる

          ツイ録はいくⅠ

          ガラガラとコーヒー麦茶に成り果つ またも猫尻を擦り付け暖季なる カレンダーみなバツつけて六月へ 常温のジュース飲むごと換気もす 茹だらない程度の熱に午睡やめ 「はだあつい」っていう言葉でもあれば今日に最適だと思うが、実在しないので余計気に障る。5月が終わった証のような、クーラーは付けたくない程度のぬるい昼であった。伸びた日照のおかげで我が家の猫が発情期に入り、しきりに纏わってくるので鬱陶しい。史上最短距離で見つめられても可愛く思えないのは曇りのせいなのだ。雨を降らす

          ツイ録はいくⅠ

          往く河の瞬きに身を浸したら光陰とめて我がものとする 川べりは今日もみんなが遊んでるようだったさらぴんの風景 夕焼けがまた流れてく実はもう同じ時間を繰り返せない

          往く河の瞬きに身を浸したら光陰とめて我がものとする 川べりは今日もみんなが遊んでるようだったさらぴんの風景 夕焼けがまた流れてく実はもう同じ時間を繰り返せない

          光陰が躍る夕暮れ時の河

          光陰が躍る夕暮れ時の河

          るんるん週間

          楽しいこと来〜い 黙れ はい もうウィキで届く程度の興味だけでいい、面白いし、辛くない 221229 タイムラグゼロの通話が全階層に行き渡る技術革新、求む 220825 なんだよ「『である』の変形・『であ』」って ポップすぎるだろ室町人 221229 「似合いますね」「すごくお似合いです」が正解 「よくお似合い」は不正解 221205 このハンネ皆さん空目してくれてて面白い、しばらく使お 220819

          るんるん週間

          雪月花の雪じゃん

          短歌詠みたい アーケードの出口に立って雪を仰ぐ スマホで写真を撮ってから帰る 家までを歩かで帰りたしきにてタクシーを呼ぶかもと鑑む こんこんと説教受くる間にも心を離れがたき肉まん ゆきゆきて何とかという歌思う 一寸先が白いゆきの夜 230128

          雪月花の雪じゃん

          百合妄想

          真剣に切実にガンつけていこう!の巻 キモいキモいキモいキモいキモいキモいキモいキモいんだよね、こんなに220910 近いいつかその目の持てる雲母めきが剥落しきるまでの重なり 220807 悔しい キモさに価値がついていたときの損すら我がものでなく 220807 侵犯され慣れてないからって癇癪起こしてどうするの 迷惑だよ 211117 永遠だ、永遠でしょ?永遠なら……永遠でも、永遠でなくても 220811 杯として水を湛えるあなたからその一滴も残さず欲しい 2208

          抗えない❣

          大2、ちな夏目漱石『こころ』読んでから感情ない(笑) 運ばれた足でみすみす店内へアップルパイが本分果たす 220805 心って30%くらいは胃の荒れ具合で出来ているよね 220802 おそらくは心に関節が備わりある方向には曲がれる。いつか 220731

          泥抜き

          安易に過激な文言を含んでいます。閲覧の際お気をつけください。 帰りたい 家よりいっそ土がいい それより実は海がいい 221024 何事も遅すぎることはないならまた生まれたいまた生まれたい 221218 憂鬱まで味わったらばお得でしょ、忘れて早く寝て起きて「死ね!!!!!!!!!!!!!!!!! 230107