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今日からクリエーションの日々。

昨日でChange.orgでの精神疾患に対するネット署名を2つ立ち上げた。本サイト上に載せるためにSNSでシェアし続けたから、かなりの労力が要った。問題を共有する知り合いが皆無なので。

ほぼ30年くらい前に精神科病院に入院し、数年間の酷い環境での入院生活を過ごしたあと、福祉環境下での抑圧的な状況を過ごしてきたので、とうとう我慢しきれずに、15年前に「この際人権活動家になってやる!」というくらい思い詰めた。

しかし、人権活動家と言っても現実味はないし、収入には繋がらないのでとりあえず人権擁護団体のアムネスティに入ってみることにした。

アムネスティの活動はもっぱら葉書の投書と月一度の例会が主な活動だったが、普通の一般人ばかりで活動も楽しく、それはそれで良かったのだが、参加者があまり日本の中に強固な差別問題というか人権問題があると認識していないと思えたのと、当時はメンタルヘルスに関する情報が世間に出回っていないという側面もあり、遠慮してしまってアムネスティをなんとなく退会してしまった。

それから今までの15年間は人権問題は意識しながら、数か所の人権団体の会員になってみたり寄付してみたりしながら人権活動らしきものを続けてきたのだが、どれも精神保健福祉における人権侵害にフォーカスしないばかりか、精神医療人権センターというところも小規模な活動過ぎるし、患者があまり意思のある存在だとみなされていない。日本の人権活動の中で精神疾患患者の意思はないものとされていると言っていい。出しゃばるのは決まって家族会などの部外者だ。

障害者基本法に「障害者の言い分を聞く」的な条文があるので、自分は精神疾患はまだ障害と証明されてない慢性疾患だと思っているが、それは横において政治的な言い分を言ってみることにした。まあ、いちおう障害者基本法の条文の想定内だろう。(汗)

ところが精神疾患にフォーカスした人権活動を一人で行おうとするとインターネットを活用してみるしかない。

方法が不明だったので、AIのChatGPTにインターネットアクティビズムというインターネットを使った社会運動の方法を出力させて、ほぼその通りにやってみた。主にメディアや政党、人権団体や国連等へのメールによる投書が中心だったが、英語ができないのはDeepL翻訳という深層学習翻訳ソフトを使って(AIが応用されている)、自分の考えた文面を翻訳しては国連や海外の人権団体やBBCに送信してみた。

ということをほぼ2年ばかり続けてみたし、Change.orgで精神疾患への差別に関する署名が立ち上がったのを契機に、個人的な人権活動からは引退することにした。

それでも国際的人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチへの毎年3千円の寄付と今回立ち上げたネット署名で、個人的な人権活動としては十分だと思えるので、これからは興味を持ち始めた創作活動に軸足を移す。ヒューマン・ライツ・ウォッチが会員にならなくても少額の寄付で済むし、国際人権団体の中で唯一日本国内の人権問題(精神医療問題も含める)にフォーカスしているので、自分の納得のいく形に物事は落ち着いた。

ヒューマン・ライツ・ウォッチとChange.orgに人権活動を委託したというか仕組み化したので、今後は水彩画制作と俳句とnoteの執筆に力を注ぎたい。

実際のところ、自分は自分をそれほど無能と思っていないというか、逆に有能な方だと思っているし、ひどい精神保健福祉環境下でそれを十分に伸ばし切れていないという想いが強い。そこで、場違いかもしれないが創作活動に軸足を移して、どれだけやれるか試してみたい。

目標を持つと言ってもさっぱり到達点が不明なので、ひとまず手近な賞を目指してみることにした。地元の絵画コンテストとかソニー月例オープンフォトコンテストとか俳句番組への投句とかnote創作大賞への応募とか。

一人でコツコツ創作するのはいいのだが、それを他人に評価してもらいたいというか、何かの足跡を残してみたい。地元の絵画賞程度でも最初は構わないのだが。

方向性だけを決めて、プロセスをその都度考えつつ創作活動を続けてみたい。仕組み化させた人権活動は続けるけども、今までの失った30年(日本経済みたいだ)を少しでも取り戻す意味でも、楽しんで創作活動に励んでみたい。

他人からは道楽者とか遊び人だと思われそうだよなー。でも、かなり頑張ったんだぜ、人権活動。

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