たけちゃんにぼしらぁ麺 にだいめ

東京都調布市にありますラーメン屋「たけちゃんにぼしらぁ麺」の2代目のnoteです。2代…

たけちゃんにぼしらぁ麺 にだいめ

東京都調布市にありますラーメン屋「たけちゃんにぼしらぁ麺」の2代目のnoteです。2代目という漢字表記は堅苦しくて好きではないので、ひらがなで「にだいめ」と書いております。noteさん、ヘッダーが使いにくくてしゃーないです。。。

マガジン

  • お土産らぁ麺 応用レシピ集

    誰でもできる時もあれば、誰ができるんだよコレって時もあるお土産らぁ麺の応用レシピ集です。基本、誰でもできます。稀に誰が作るんだよってくらい面倒な行程が集まったレシピが公開されます。料理は愛情。

  • コロナ禍における飲食店の立ち位置の考え方

    新型コロナウイルスの影響により様々な業種が悲鳴を上げている昨今、我々が受けた新型コロナウイルスの被害とは。そして私たち飲食業界はどのような立ち位置を取ることが社会的に正しいのか。営業という名のサイコロを振り続けるにだいめが現場から感じる様々な事から考察を文面化しております。

記事一覧

〈緊急記事〉煮干しの急激な価格上昇について

どうもお久しぶりです──たけちゃんにぼしらーめんのにだいめです。 今回は他のラーメン屋さんから非常に問い合わせの多い、煮干しの急激の価格上昇について、記事にした…

にだいめが訊く 奈良 ちかみちらーめん ロングインタビュー 中編

どうも、たけちゃんにぼしらぁ麺のにだいめです。本日もにだいめが訊くを皆様にお届けしたく思います。 前回の対談内容はこちらから⇩ ・日本を襲った大きな悲劇にだいめ…

にだいめが訊く 奈良 ちかみちらーめん ロングインタビュー 前編

ご無沙汰しております。にだいめです。本日は奈良県面塚にあります「ちかみちらーめん」の若井教生オーナー様(以下敬称略)と対談した内容を皆様にお届けします。 今回3…

お土産らぁ麺 応用レシピ vol.3.2 洋風濃厚魚介豚骨塩らぁ麺 本編

皆様、こんばんは。最近は夜配信のパターンのにだいめです。本日は洋風濃厚魚介豚骨塩らぁ麺のレシピの解剖へと進めていこうかと思っております。 難易度:★★☆☆☆(慣…

お土産らぁ麺 応用レシピ vol.3.1 洋風濃厚魚介豚骨塩らぁ麺 序章:香味油

どうも、にだいめです。本日の応用レシピは「洋風濃厚魚介豚骨塩らぁ麺」なのですが、その前にまず、序章として香味油へと着眼点を当てたいと思います。 香味油って本当に…

木を見て森を見ずとは果たして正しいのか?

えー、こんばんは。にだいめです。お久しゅうございます。昨今、こんな報道を拝見しました。 いやはや、なんと言いましょうか。この手の話は本当に店舗側にとっては恐怖の…

にだいめが訊く 国分寺 瑞笑 ロングインタビュー 後編

皆様、どうも、にだいめです。本日は瑞笑ロングインタビューの後編をお届けいたします。 前編はこちらから⇩ ・独立にだいめ で、遂に瑞笑(すいしょう)ですよ  高木…

通販は人と人を結んでくれている

どうも、にだいめです。noteの立ち上げの際に自分に課したことである「連日投稿」が楽しいです。一言で表現するならば恵まれております。こんな小さなお店のにだいめの言葉…

お土産らぁ麺 応用レシピ vol.2~ワンランク上の牛丼~

料理の難易度:★★☆☆☆ or ★★★☆☆ どうも、にだいめです。本日は応用レシピです。今回は牛丼です。ちょっと変わっています。と言いましても、味自体が劇的に変わる…

にだいめが訊く 国分寺 瑞笑 ロングインタビュー 前編

皆様、いかがお過ごしでしょうか。にだいめです。note連続投稿1週間を記念する今日はたけちゃんにぼしらぁ麺の出身者であり、現在は国分寺で瑞笑というらぁ麺屋をご経営さ…

たけにぼ コロナ禍の影響 ~1月から3月まで~

親愛なる皆様、如何お過ごしでしょうか。にだいめです。本日も皆様の心の隙間に少しばかりお邪魔させていただきます。 さて、今日は新型コロナウイルスに関する当店の影響…

にだいめが訊く ~概要~

こんにちは、にだいめです。ようやくもう一本の企画も始動します。これもやりたかった「たけにぼ出身者に対してのインタビュー」です。 ・そもそも何故インタビューするの…

お土産らぁ麺 応用レシピ vol.1~中華麺カルボナーラ~

料理は愛情です。結城 貢先生の素敵なお言葉ですが、本当にそう思います。しかし、これは愛を持って作るのではなく、作り手に対して愛情がなければ成立しない話であります…

にだいめは何故、表舞台を嫌うのか ~変わった父と変わった息子の話~

どうも、たけにぼのにだいめです。皆様、本当に我々を応援していただき深く感謝しております。さて、今回はせっかく始めたnoteでもあるのでテーマとして私が何故、表舞台を…

お土産らぁ麺 応用レシピ 〜概要〜

前回の記事は重めな文章だったと私、思っております。中には「何だよー、にだいめ! 真面目すぎて読むの疲れちゃったよー」って方もいらっしゃるかもしれません。 大丈夫…

たけにぼ にだいめ note 〜はじめに〜

本日よりたけにぼに関する様々な事をnote経由で発信していこうと思っております。こういうのはTwitterやFacebookではなかなか難しく、だからといって、ブログを開設するの…

〈緊急記事〉煮干しの急激な価格上昇について

どうもお久しぶりです──たけちゃんにぼしらーめんのにだいめです。
今回は他のラーメン屋さんから非常に問い合わせの多い、煮干しの急激の価格上昇について、記事にしたく思い、久々に筆を取りました。
まず当店の実例を引きながら状況についてご説明しようと思います。
当社で使用している煮干しの価格も二倍ほど上昇しております。厳密な価格を書くことはプライベートなことなので控えさせてもらいますが、例えば元々1kg

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にだいめが訊く 奈良 ちかみちらーめん ロングインタビュー 中編

にだいめが訊く 奈良 ちかみちらーめん ロングインタビュー 中編

どうも、たけちゃんにぼしらぁ麺のにだいめです。本日もにだいめが訊くを皆様にお届けしたく思います。

前回の対談内容はこちらから⇩

・日本を襲った大きな悲劇にだいめ で、質問をさせていただきたいのですが、奈良に主戦場を移してからの大きい仕事って何でしたか? 
若井 大きい仕事…… 仕事というかね、俺が一番印象に残ってるのは、屋台時代の事やねんけど、東日本大震災あったでしょ あれがあった時に炊き出し

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にだいめが訊く 奈良 ちかみちらーめん ロングインタビュー 前編

にだいめが訊く 奈良 ちかみちらーめん ロングインタビュー 前編

ご無沙汰しております。にだいめです。本日は奈良県面塚にあります「ちかみちらーめん」の若井教生オーナー様(以下敬称略)と対談した内容を皆様にお届けします。

今回3時間にも及ぶ対談に付き合ってくださった若井オーナーが生きてきたらぁ麺道とは一体、どのようなものなのか。そして、その影響を受けたにだいめの心情。そして西日本のコロナ禍の影響はどうなのか。その一部に触れてみたく思います。

・たけにぼは近所の

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お土産らぁ麺 応用レシピ vol.3.2 洋風濃厚魚介豚骨塩らぁ麺 本編

皆様、こんばんは。最近は夜配信のパターンのにだいめです。本日は洋風濃厚魚介豚骨塩らぁ麺のレシピの解剖へと進めていこうかと思っております。

難易度:★★☆☆☆(慣れてれば)〜★★★★★(やったことなければ)

・材料(60人前分)お好きな煮干し(魚の種類は問いません):目分量

アルカリ水:目分量

豚骨:7kgを三日間分、用意

以上が出汁の材料。以下、これらのブロックをAと表記する。

カルピ

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お土産らぁ麺 応用レシピ vol.3.1 洋風濃厚魚介豚骨塩らぁ麺 序章:香味油

どうも、にだいめです。本日の応用レシピは「洋風濃厚魚介豚骨塩らぁ麺」なのですが、その前にまず、序章として香味油へと着眼点を当てたいと思います。

香味油って本当に扱いが難しいのです。というのも、香味油はこうであるべきという考え方は基本的には三種類しかないのですが、その見せ方というのが本当に人それぞれだからこそ、その三種類に中々気づきにくいタチの悪いものだったりします。だからこそ、まずは香味油の味の

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木を見て森を見ずとは果たして正しいのか?

えー、こんばんは。にだいめです。お久しゅうございます。昨今、こんな報道を拝見しました。

いやはや、なんと言いましょうか。この手の話は本当に店舗側にとっては恐怖の何ものでもない話です。しかし「これは米国の話だから日本は大丈夫」なんてことは一切、通用しません。私は国と国に対して差なんてものはないと考えております。この手の話は日本でも実際に起こっているのです。怒りに身を任せた暴言により、幼い子が職を失

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にだいめが訊く 国分寺 瑞笑 ロングインタビュー 後編

にだいめが訊く 国分寺 瑞笑 ロングインタビュー 後編

皆様、どうも、にだいめです。本日は瑞笑ロングインタビューの後編をお届けいたします。

前編はこちらから⇩

・独立にだいめ で、遂に瑞笑(すいしょう)ですよ 
高木 うん
にだいめ 僕が一番聞きたいことは瑞笑さんがオープン予定日の二日前くらいに急に深夜にLINEがきたんですよ
高木 そうだね(笑)
にだいめ 「理由は察してくれ」という理由で店のオープンが延期するっていう衝撃的な内容ですよ(笑)

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通販は人と人を結んでくれている

どうも、にだいめです。noteの立ち上げの際に自分に課したことである「連日投稿」が楽しいです。一言で表現するならば恵まれております。こんな小さなお店のにだいめの言葉に目を向けてくださるなんて幸せなことはございません。本当に厚く御礼申し上げます。

さて、今回は通販というテーマで記事を書いていこうと思います。正直、通販は大変な部分が多いです。ですが、今は飲食業界の生き残る手段の1つでもあります。この

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お土産らぁ麺 応用レシピ vol.2~ワンランク上の牛丼~

お土産らぁ麺 応用レシピ vol.2~ワンランク上の牛丼~

料理の難易度:★★☆☆☆ or ★★★☆☆

どうも、にだいめです。本日は応用レシピです。今回は牛丼です。ちょっと変わっています。と言いましても、味自体が劇的に変わるわけではなく、工夫で美味しさを更に増させるという考え方が正しいのですが、それは食べてみてからのお楽しみということで早速、レシピ内容を書いていこうと思います。

・用意するもの(一人前の量)

醤油らぁ麺 スープ 200g

薄切り牛バ

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にだいめが訊く 国分寺 瑞笑 ロングインタビュー 前編

にだいめが訊く 国分寺 瑞笑 ロングインタビュー 前編

皆様、いかがお過ごしでしょうか。にだいめです。note連続投稿1週間を記念する今日はたけちゃんにぼしらぁ麺の出身者であり、現在は国分寺で瑞笑というらぁ麺屋をご経営されております高木達也オーナー様(以下敬称略)と対談をさせていただきました。

彼が一体、どのような経緯でこの業界に興味を示し、そして、どう戦い続けているのか。そしてこのコロナ禍の中で自分の存在意義をどう表現しようと考えているのか。その一

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たけにぼ コロナ禍の影響 ~1月から3月まで~

親愛なる皆様、如何お過ごしでしょうか。にだいめです。本日も皆様の心の隙間に少しばかりお邪魔させていただきます。

さて、今日は新型コロナウイルスに関する当店の影響について書いていこうとおもますが、率直に申しますと売り上げは1/3になりました。こんなに減ったか! っていうのが本音ではありますが、まぁ、それはあまり気にしないでください。私は世知辛い話や人の感情を操る話を自らすることが好きではないので、

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にだいめが訊く ~概要~

こんにちは、にだいめです。ようやくもう一本の企画も始動します。これもやりたかった「たけにぼ出身者に対してのインタビュー」です。

・そもそも何故インタビューするのか?私、対談の記事を読むのが好きなのです。そこには沢山のアイディアが詰まっているからです。そういうところで刺激を受けて、そしてこれからに生かす。ものすごく大事なことだと思っております。というのも、私、重度の飽き性なのは自覚しております。だ

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お土産らぁ麺 応用レシピ vol.1~中華麺カルボナーラ~

お土産らぁ麺 応用レシピ vol.1~中華麺カルボナーラ~

料理は愛情です。結城 貢先生の素敵なお言葉ですが、本当にそう思います。しかし、これは愛を持って作るのではなく、作り手に対して愛情がなければ成立しない話であります。作り手は相手を思いながら作り、受け手は作ってくれた相手を思いながら食す。これぞ、料理は愛情なのです。

とまぁ、小噺はさておき、本日のレシピはカルボナーラです。みんなお好きでしょう。美味しいですよねー。私も好きです。よく作ります。今回は当

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にだいめは何故、表舞台を嫌うのか ~変わった父と変わった息子の話~

どうも、たけにぼのにだいめです。皆様、本当に我々を応援していただき深く感謝しております。さて、今回はせっかく始めたnoteでもあるのでテーマとして私が何故、表舞台を嫌い、ネットに自身を露呈することに躊躇を感じているのかというテーマで記事を書いていこうと思います。

・表舞台を嫌うようになったきっかけは父である坂本鐐一この見出し、自分で書いておいて何ですが物凄く強烈ですね……。私の父のことを好きな方

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お土産らぁ麺 応用レシピ 〜概要〜

前回の記事は重めな文章だったと私、思っております。中には「何だよー、にだいめ! 真面目すぎて読むの疲れちゃったよー」って方もいらっしゃるかもしれません。

大丈夫! そんな方の為に、私、料理人の部分を活かした記事もしっかり書きますよ! 世の奥様方の味方であり続けたいにだいめからの愛を込めた記事をお届けします。

・実はnoteを始めた最大のきっかけは実はこの企画の為実はnoteを始めた最大のきっか

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たけにぼ にだいめ note 〜はじめに〜

本日よりたけにぼに関する様々な事をnote経由で発信していこうと思っております。こういうのはTwitterやFacebookではなかなか難しく、だからといって、ブログを開設するのも正直なところ、そういう性ではない。更に言ってしまえばYoutubeなんて誰が見るんだと思い、結果としてnoteに落ち着きました。

では何故、急にこんな事を始めたのか。まずはこの経緯についてしっかり書いていく必要がありま

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