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ウェブ解析士協会から受け取るベネフィット

これは「WACA Advent Calendar 2023」の8日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/9249

前回はふじねまゆこさんの「ウェブ解析士インタビューを3年続けてわかった、この資格の強み」でした。

「ウェブ解析士」というクエリを検索エンジンにかけると「ウェブ解析士 いらない」「ウェブ解析士 意味ない」と言ったサジェストが出るんですよね。まぁ、民間資格だとありがちな共起語ですね。
ウェブ解析士資格取得は本当に意味がないのか。マーケティングに関わるものとして私自身をモデルケースとしてn=1分析していこうかなと思います。

私の属性情報

モデルケースにする私の属性情報です。

年齢:30代前半 性別:男 居住地:関東
職業:フリーランス(マーケティング支援業・コンサルタント)
情報収集手段:SNS、ネットメディア
WACA正会員:上級ウェブ解析士|上級SNSマネージャー
事業推進部SNS委員会所属|会員部関東支部所属
資格取得2021年

顧客(n=1)にウェブ解析士協会が提供するベネフィット

正直な話、ウェブ解析士の資格があるからと言って私の仕事にプラスに働くかと言ったら微妙なところです。
せいぜい箔が付くとか、名刺交換の際に会話のネタになるくらいです。
それで仕事が取れるわけじゃないんですよね。それを目当てにするのであれば、中小企業診断士などの国家資格を目指された方が良いのではと思うくらいです。

では、ウェブ解析士の資格を取ることのメリットは何かというと、ウェブ解析士協会の正会員になれることなんだと思います。正会員になると多くのメリットを享受することができるんです。
今回のアドベントカレンダーでも多くの方が触れていることと思いますが、「学びが続けられる」こともそのひとつです。フラッシュセミナーなどの多様なセミナーが開かれ、正会員であれば無料や割引で参加できるものも多いです。

実績を作る場の提供

会員でも活用されている方が少ない印象がありますが、ウェブ解析士協会は会員に対して、積極的に活躍の場を提供しくれます。
例えば、ウェブ解析士ナレッジへの寄稿という形で執筆の機会があったり、デジタルパートナーという仕事のマッチングサービスだったり。
その他にも、セミナーへの登壇機会をいただけたりもします。
私も資格取得後、2回ほどセミナーに登壇させてもらっています。

こうやって、名前を売る機会をいただけるのはありがたいですね。
あとは、ウェブ解析士インタビューと言って、取材をして記事にしてくれるというのもありますね。私も過去に受けました。(https://www.waca.associates/jp/feedback/wac50001391/

委員会活動

ウェブ解析士協会ではいくつかの委員会があり、そこで活動することもできます。

https://www.waca.associates/jp/association/committee/

例えば、私は主にSNS委員会で活動し、協会のnoteを担当しています。
なんとなく参加してみようかなという軽い気持ちでアンケートに答えたら、当時の代表理事だった江尻さんから「お話ししましょ」と誘われて気づいたら委員会に入れられていたのですが。(笑)
当時はSNSなんて業務でも使っておらず、プライベートで触れる程度だったのですが、江尻さんから「どうせなら、やったことないことにチャレンジしてみようよ!実績になるからさ!!」と言われ、「は、はい…」って感じでSNS委員になりました。
結果としてみれば、上級SNSマネージャーまで取得し、クライアントさんにSNSの提案を行うようになりました。事業に幅を持たせることができた契機だったと思います。
毎週3000字の記事を書いているので、文章を書くことに抵抗がなくなったのも副産物ですね。笑

その他にも、活動はしていませんがDegital Partners委員会で自分ができそうな業務はないかと探していたり、最近は関東支部の活動をお手伝いしたりするようになっています。
未経験でも積極的に活動させてもらえるし、その道の専門家が近くにいるので質問もできる。若輩者にとってはこの上ない環境ですね。
有償ボランティアという形ですが、そこで作った実績と経験をもとに、自分の事業に還元できるので割良い活動です。

コミュニティ

ウェブ解析士協会には会員部というものがあり、各地域ごとに支部があります。この会員部が率先して、会員同士の交流の場を作ってくれます。交流イベントに積極的に参加すると、自分とは違うスペシャリティを持った方々から様々な刺激を受けることができます。
それだけじゃないのが、いいところなんですよ。
交流をきっかけに、お仕事を依頼したり、お仕事を依頼されたりという関係ができて、私自身の事業にも大きく貢献しています。
会員になることの大きなメリットだと思うのですが、交流イベントへの参加割合が低いので勿体無いなぁと常々思っているところです。

フリーランスの強いミカタ

ということで、ウェブ解析士協会が顧客(私)に提供するベネフィットは、「フリーランスのミカタである」ということです。
実績の場を提供し、経験を積める環境があり、スペシャリストとの交流が図れる。
ウェブ解析士という資格は、こうした環境を自由に使うためのフリーパスです。せっかく年会費を払っているのであれば、使い倒していこうというのが私の方針です。(笑)

いや、かなり贔屓目なのは理解しています。
ただ、ウェブ解析士の資格を持っていること自体にあまり意味はなくて、その資格をどう活用するかというのが価値を生むか否かを分けるものだと思っているは本心です。
ウェブ解析士協会は、活用方法をいくつか用意してくれているという点で、競合資格との差別化ができているんじゃないかなと思っています。あとは、活用できるか否かはその人次第ってところです。
検索エンジンでサジェストされる「意味ない」とか「いらない」とかそんなクエリで検索するくらいであれば、「意味ない」ものになりそうだなと思いますが。

ウェブ解析士協会公式noteも見てね

毎週1回休まずに(これまではなんとか…)、マーケティング周りのテーマで記事を書いています。ぜひフォローして、読んでみてください。(スキがつくともっと嬉しいです)
私のモチベーションになります。笑


このアドベントカレンダーですが、明日、明後日はまだ空いているみたいです!会員の皆さん、ぜひ参加してみてください。
次に予定されているのは11日の川村健太さん。テーマは「地方×上級ウェブ解析士」だそうです。お楽しみに!

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