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2021年1月6日 連休最終日(明日から仕事か…ふぅ…) 配信「江戸川縄歩」「弓指寛治マジック・マンチュリア(導入)」

◆告知◆
クレオールコーヒースタンド(東長崎)の小説サークル「六十度」の最新第十号が店頭に並んでいます。

「六十度」第十号が発行されました! 店内にて無料配布しています。 今回のお題は、 ・「十」「砂糖」「足音」の三語を使う。 ・2,000文字以内の小説であること。 今回は七名の作品が集まりました。

Posted by CREOLE COFFEE STAND - クレオール コーヒースタンド on Tuesday, January 5, 2021

僕の作品「イワシごっこ」(←変なタイトル)も掲載していますので、ぜひ店頭でお手に取ってみてください。感想ノートもありますので、ぜひぜひ感想を下さい。感想がいちばん欲しい。

6:30
新年初の早朝仕込みのお供は、高校の同級生あべあゆみが出演している配信演劇「美貴ヲの劇『江戸川縄歩』」

江戸川乱歩の作品「屋根裏の散歩者」「人間椅子」などを再構築し、緊縛、エログロを接続させたオリジナル作品。冒頭で作品のコンセプトを役者が語るシーンで、この作品は乱歩の「覗き見」の世界を、さらに覗き見するという感覚演劇。エロティックで素晴らしかった。

ただ購入後の視聴プロセスがめっぽう分かりづらい。でも僕はその煩雑さも含めて「覗き見」ぽくて良いなと感じた。これは意図的なものなのかはわからないが、僕は有効な「演出」だと感じた。覗き見にはそこに至るプロセスが大事なのだよ。

1月11日まで視聴可能。1時間ちょいの芝居なのでぜひご覧ください。


午後は銀座に移動。
「弓指寛治 マジック・マンチュリア(導入)」を見にGINZA SIX 銀座蔦屋書店に。

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亡くなった祖父から満州に続く旅を描く展示。
「観光」する弓指寛治を通じて僕達が「観光」するように見ることが出来る。
面白いのがノートの切れ端のような「ト書」で紡がれる物語。
祖父の死をきっかけに描いた絵をゲンロンカフェに持っていったことから旅が始まる。

なるほど「(導入)」ということはこれから物語は続いていくのだな。
小説の第1章のような展示。どんな旅になっていくのか期待したい。

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手書きの導入部。

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この展示はオススメです。僕のフォロワにはぜひ訪れて欲しい。

あとゲンロンカフェのチャンネルで記念イベント配信があるよ。

辻田真佐憲×弓指寛治×東浩紀「幻影としての満洲を描く――『マジック・マンチュリア(導入)』展開催記念」

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