美術館チケット
クリムト展 ウィーンと日本 1900
Gustav Klimt: Vienna – Japan 1900
2019.4.23-7.10
東京都美術館
予備校に通っていた頃は、クリムトかミュシャかエゴンシーレが好きで、その頃はまだどれがどの作家か曖昧だった笑。ウィーン分離派の壁画の再現「ベートーヴェン第九」は感極まる!伊東忠太の講演でウィーン分離派の話を聞いた学生がのちに、「分離派建築会」を作り多くの建築を残している。その名前の由来にもなっていて、日本にも多大な影響を与える。戦時中に無くなってしまった名画もあり、資料が展示されていて、すごく切なくなった。個人的に視聴した『黄金のアデーレ 名画の帰還』という映画があって、戦時中のいざこざから略奪されてしまったクリムトの名画を元の持ち主が所有権を主張し、裁判を起こす。実話を元にした映画なのだけど、国同士や戦時中の社会問題が複雑に絡み合う。学生の頃は純粋に好きでクリムトを見ていたのに、こうやって背景を知れば知るほど、感情が複雑にからんで深まっていくよねー。もう一度、何も考えすぎず、ただ絵に没頭してしまいたいとも思ってしまう。
《《《美術館チケット投稿をはじめました。(2021年4月〜12月までの予定)今年は今まで行った美術館チケットの整理をしながら、自分のやってきたことを整理していきます。》》》
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