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オンライン朝礼の5つのメリット。

どうも、ヤマザキです。
Afro&Co.では、毎朝、就業開始の10時にオンラインで朝礼を行なっています。

この習慣は、オンラインに完全移行した3月頃から続けています。もう半年以上か。(あっという間)

先日、このことについて、外部の方から「それ効果あるんですか?」と純粋かつ素朴な疑問を投げかけられて、一瞬言葉に詰まってしまいました。(かっこわるっ!)

最初に言っておきますが、効果はありますし、ポジティブなものです。

ただ、感覚的に理解しているものを、自分の中でしっかり言語化してなかったんだなとはっとさせられました。(お酒入っててポヤンとしてたのもあるけど)

必要に迫られてトライアル的に始めたことが結果的にずっと継続できているので、メンバーに対しても「何のためにやっているのか」「どんな効果をもたらしてくれるのか(くれているのか)を改めて説明するような機会をつくってこなかったような気もします。(マジごめん)

ので、良い機会なので、ここで朝礼をしてよかったことをまとめておこうと思います。

1、毎朝顔をあわせられる

いきなり超当たり前なことを言います。
リモートワークが定着すると本当に顔をあわせる機会が激減しました。オフラインで顔をあわせるのは月に2〜3回といったところでしょうか。

オフラインイベントを生業としている会社でもそんな感じなんで、一般的な企業ではもっと少ないのかもしれません。

そんな中で、一日一回、画面越しでも相手の顔を見て話す機会があると、いろんな情報を視覚的に得ることができます。

「あ、今日なんか疲れてそうだな」とか、「今週、忙しそうだな」とか、「なんかやたらやる気に満ちてるな」とかそういった相手のコンディションがわかります。

オフィスでコミュニケーションをとっていた頃は、意識せずとも感じることができたことが、オンラインになってからはまったく感じることができなくなってしまったので、朝礼の機会は貴重です。

あと、毎朝「おはよう」と声をかけあえるだけで、すでに意味があると感じています。

2、生活のリズムが生まれる

リモートワークだといつでも仕事ができてしまいますよね。これまでプライベートの生活環境だった場所が、まるっと職場に変わるので、出退勤という概念が曖昧になってきます。

そんな中で、毎朝10時の朝礼を起点にスイッチを入れていくことで、自然とリズムが生まれていきます。

もちろん、自分なりにリズムを作れる人もいると思うのですが、組織という複数の人間が存在するなかでは、全員が全員そういうことが得意なわけではありません。(特にヤマザキ)

なので、会社として、10時の朝礼をもって就業開始というルールを設けることで、リズムをつくりやすくしている側面もあります。

あと、就業開始が決まっていることで、それより以前に無茶な要求をしなくなります(笑)ブラック体質を極力避けるためにも、就業開始時刻を決めておくのは良いかと思います。(脱・ブラック!←)

3、雑談ができる

基本的に、朝礼は30分以内にサクッとという感じで進めています。

ので、重要度の高い連絡事項を優先的に伝えて、議論が必要なことは別途分科会を設定するようにしています。

ただ、たまに話が脱線して、雑談に華が咲いてしまうこともあります。これも、良いところだなと思っています。

オンラインになるとどうしても雑談の機会が減ってしまいます。目的やゴールありきのディスカッションは、効率的であるんですがセレンディピティなアイデアや発見が生まれにくいのもまた事実です。

毎朝30分だけ、その可能性を秘めた時間を設けることは、アイデアや企画力で食っている会社としては必須だなと感じています。

4、各プロジェクトの進捗が把握できる

これは主にヤマザキみたいなマネジメント側のメリットになります。
Afro&Co.も少しずつ人数が増えてきて、それに比例して並行して進行するプロジェクト数も増えてきています。だいたい10案件ほどが常に同時並行で進行しています。プロジェクト毎の分科会も数も膨大になってきます。

そうなると、ヤマザキが一般的な業務連絡のみで常にすべてのプロジェクトの進捗を把握するのは不可能です。ただ、把握しておく必要はあります。

加えて、ほぼすべてのプロジェクトの企画やクリエイティブに関する部分で、アフロマンスが関わっているので、彼もすべてのプロジェクトの進捗を、定期的に把握できる機会が必要になってきます。

そういう意味で、毎朝10時からの朝礼は会社全体を把握する良い機会となっています。

5、決裁のチャンスになる

これは、どちらかというメンバーよりのメリットになります。
先日のと対になるような話だと思うのですが、複数のプロジェクトを進行していると、とにかく日々ジャッジしなければいけないことの連続です。

現場で判断できることは、どんどんジャッジして進めてもらうのですが、主に企画やクリエイティブに関することや、お金に関することになると上長の決裁が必要になってきます。(アフロとザキヤマ)

決裁といっても、slackや電話一本で済むことがほとんどなんですが、とはいえ、日々おびただしい量の情報がやり取りされるなかで、どうしても埋もれてしまったり、忙殺されてしまうことも少なくありません。(いつも連絡遅くてごめんなさい)

そんななかで、一日一回、必ず捕まるタイミングがあると、「ザキさん、あの件、どうですか?」「これ、アフロさんこれ判断してもらえますか?」とその場でリマインドをかけたり、ジャッジしてもらうことができます。

結果的に、大きな事故を防ぐ予防線になり得ていると思います。

とまあ、なんとなくキリよく5つくらいにまとめてみました。(もう疲れたからこれくらいにしとく)他にも、思いついたら追記しておこうと思います。

メンバーからは「毎朝だるいな〜」「なんのためにやってんだよ」とか思われてる気もしなくもないんですが、一応ちゃんとこういうことを考えて実施しています。(言い訳じゃないよ)

ただ、朝礼をやることが目的になってしまうのは良くないので、フェーズに合わせてチューニングを図っていこうとも思っています。

実は、初めはガッツリ1時間かけてやっていたんですが、最近では30分以内で終わらせるようルール化しました。今朝なんか15分で終わりました。(短かっ)

初めのころはどうしても勝手がわからず、連絡事項ごとにディスカッションが始まってしまって、気づけば午前中終わってるなんてこともありました。関わっていないプロジェクトのディスカッションに立ち会わされるメンバーの時間の無駄といったらもう…(台無し)

今は、ディスカッションは分科会でするよう徹底して、朝礼では端的に連絡・報告事項のみを共有し、相談があれば大まかな内容だけ共有することにしています。

逆に、今後の課題としては、あまりに簡素になりすぎて形骸化しないよう心がけないとなと思っているのと、時間の無駄にならない程度に雑談をしやすい空気を作りたいなと思っています。(めっちゃ難しい)

変化があったら、またnoteに書こうと思います。

では、また!


今日のサムネ画像:いつかの朝食。

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