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新人のミスは、システムやルールを見直すチャンス

7月となり、新人さんは少し仕事に慣れてきたくらいかと思います。

私自身、昨年、1年目の指導係を担当しておりました。
そのため新人さんと話す回数、教える機会が多くありました。

新人だからというわけではありませんが、
仕事をしていると、誰しも間違ったりミスをすることがあると思います。

多くの場合、知識や技術の不足から、ミスや間違いが起きている可能性は多いにありますが。

①システムがうまく運用しきれていない
②ルールが常態的に守られていない
③そもそもルールがなくてミスが起きている
などなど

人以外が原因であることが、往々にしてあります。

経験者や移動者などは、そのミスが大きくならないように、経験でカバーし表面化しません。

それに、報告も直続の上司のみで終わってしまい、周知されず終わることがあります。

しかし、新人さんの場合、教育の名目で
指導者→上司→全体責任者 全体周知
と多くの人に知れ渡りやすい傾向があるかと思います。

その際、新人の経験や知識不足のみを、原因とするのではなく
そのミスを掘り下げることで、
システムやルールの不備が見えてくることがあります。

ここで、ミスを分析するフレームワークをご紹介します。
「SHEL」モデルです。
JAXAなど、日本有数の企業で採用されているのでご存知の方もいるかと思います。
それを医療用に変化させたものが
「P-mSHELL」モデルです。

詳しくはこちらを参考にしてみてください。

この分析モデルを使うことで
ミスの原因を多角的に分析でき、対策がしやすくなります。

実際、前職で使い始めると、システムや教育の部分が足りなかったことに気付かされました。


※フレームワークは、他にもあるので、より詳しく知りたい方はこちらを


フレームワークは面倒!という方は、
「今回のミスを、システムで解決できないか」
と考えるだけでも、違った視点が持てると思います。

そこからシステム変更など、より働きやすい職場に変えてみってはいかがでしょうか。

最後まで、お読みくださり、ありがとうございました。



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