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仕事で成果を出すための「成果ファネル」という考え方

成果を出す仕事の進め方について、ちょっとした着想を得たのでこのノートで言語化してみます。

成果は第三者によって定義される

まず、成果はとても曖昧なものなので、誰かが定義する必要があります。
仕事であればチームや組織で定義した定性・定量目標が該当するかと思います。
また、環境の変化によって事前定義した目標が変動することを加味すると、外部のステークホルダーや社内の関係者が抱く期待値も定義に大きく影響します。

したがって、仕事で成果を出そうと考える人は、そもそも誰視点の成果なのかをクリアにする必要があります。

仮説を第三者に晒すことで成果がクリアになる

そこで、仮説思考という枠組みを利用します。詳細はこちらの書籍「仮説思考」が詳しいです。

端的には、ある問いに対する解を今ある情報から暫定的に決め打ちした仮説を、欠けているピースを埋めていくこと検証し、素早く課題解決するという考え方です。

仮説を作成することで、問いと解の組みを第三者が理解できるようになります。

そうすると、その仮説を第三者に晒すことで、成果に該当するかが早期にクリアになります
仮に大きく筋違いであればその時点で棄却すれば良いですし、そうでないなら仮説検証に進めば良いです。

したがって、成果を出すためには、まず何よりも仮説を作成して第三者に晒すことが重要になります。

「成果ファネル」という考え方

仮説を作って第三者に晒すことが重要であることが分かったので、このサイクルをよりよく回すための「成果ファネル」という考え方を導入します。
こちらが本記事の冒頭で書いたちょっとした着想というやつです。
イメージは以下です。

成果ファネル

要は「問いに対して仮説をたくさん作って第三者に晒して、仮説に生存競争をさせて前に進めようぜ」という考え方です。

たった1つの仮説を大事に大事に抱えるのではなくて、たくさんの仮説をどんどん作って、どんどん外部の目に晒すことを推奨します。

つまり、外部に晒した仮説の数を重要視するということです。
成果につながるかどうかの判定もできるし、たくさんの仮説を前に進めることを促すことで、問いに対する解の幅を作ることができます。

結果的に、成果を出す仕事ができるようになります。

恥ずかしながら、近藤の仕事の進め方の癖として、1つや2つのアイディアに凝り固まってしまう傾向があり、これが要因の1つで現在進行形で壁にぶつかっています。

この解決策を考えていたときに、上記の「成果ファネル」を思いついたので、1つの仮説として言語化してみました。
もし、成果を出すことについて別なアイディアがある方はぜひコメント頂けると嬉しいです。

(補足:成果ファネルの最上部の「認識外の問い」については、非常に重要なポイントではありますが、ここでは議論が広がりすぎるので取り扱いませんでした。どこかで言語化します。お楽しみに😇)

結び

  • 成果は第三者が定義するもの

  • 仮説を第三者に晒すことで成果がクリアになる

  • 成果ファネルの考え方に則って、たくさんの仮説を第三者に晒すことで成果につながる解決策が見つかる


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それではみなさん、Happy Hacking😎!!


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