見出し画像

いまどきキャッチャーをやれるような子がブルーオーシャンを見つけることができる


今日は野球とお仕事の関係性についてお話しをさせていただきます。

先日、世界最高峰のバスケットボールリーグNBAで、日本人初として八村塁選手がドラフトで指名されました。僕自身も小学3年生からバスケットボールをやっていたので、本当に驚きそして嬉しいニュースでした。

僕がバスケットボールを始めた時、まだ漫画スラムダンクの連載も始まっておらず、スポーツをやると言えば野球かサッカーというイメージがありました。その後、スラムダンク人気が出てくるとバスケットボール部にはたくさんの友人たちが入部し、バスケットボール人口も急速に増加していきました。情報社会が相まって多様なスポーツ文化の広がりにより野球人口は急速に減少したそうです。

今回の八村選手のNBA入りに関して、元N.Y.ヤンキースの松井秀喜さんは、親近感が湧いたと喜ぶ一方で「野球の人材がバスケットに取られちゃいますね。(人気バスケ漫画の)スラムダンク以来の危機ですよ」とインタビューに答えられました。

さらに野球界には別の問題もあります。それは子どもたちがキャッチャーというポジションをやりたがらず、良いキャッチャーが育っていないそうなのです。

キャッチャーは野球やソフトボールにおいて投手の投球を受ける役割の選手で、監督に変わって試合を指揮するいわば司令塔です。しかし何度も座ったり立ったりする大変なポジションで、地味なポジションとも言う人もいて、人気がないそうです。元ヤクルト監督の野村克也氏もこう言います。

「バッターを抑えればピッチャーの功績、打たれればキャチャーの責任にされる」

と。

僕がこの問題を耳にした時、すぐに思ったことは「それは子どもたちにとってチャンスだ!!」でした。誰もやりたがらず、でも試合の司令塔にもなれて、さらに今は良いキャッチャーが育っていない。プロ野球でも問題になるくらいです。まさにブルーオーシャンなポジションなのです。ちなみに大リーグ屈指のキャッチャーのモリーナ選手の2018年の年俸は$20,000,000だそうです。


今、社会は情報社会の影響で、話題の仕事や憧れの人を見つけ目標にすることが比較的簡単な時代です。個人であってもSNSによって影響力を持つことすらでき、小学生のなりたい職業ランキングにYouTuberが入っていることもその象徴の1つだと思います。

しかし個人的に感じることは、なるべく早く、安易にお金が得られたり知名度が得られそうな(現実はそんなことありません)仕事などに目が向けられがちな社会になっている気がしています。現に「わかりやすさ」はどんな分野でも必要な要素になっていると思います。

しかし、本当に大切にすべきは

「その人だけが持てる、深みのある、そして誰にでもできることではない困難なこと」


なぜなら、誰も行きたがらないような地にこそブルーオーシャンが存在するからです。


誰もやりたがらないけれど、誰もが求めていることを見つけてみるのはいかがでしょうか。


ここまで読んでいただきありがとうございます!ツイッターにも色々な情報を掲載していますので、ぜひフォローしてみてください!↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


竹鼻良文/TAKEHANAKE

SHELF


サポートありがとうございます。もしよろしければサポートを検討された金額の半分をご自分の大切な方へお使いください。サポート金額と共にお気持ちを受け取らせていただきます。