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イタリアのクリスマスの過ごし方

こんにちは、タケディーナです。
気がついたらもうクリスマスまで2日に迫っていました!

以前、イタリアのクリスマスはプレゼーぺ(プレゼーピオ)とお伝えしましたが、今回は、クリスマスの過ごし方を簡単にお届けします。

プレゼーぺについてはこちらをご参照ください。


イタリアのクリスマスは、家族で過ごす

通常は、家族で過ごします。

クリスマスの時期はプレゼント選びや、挨拶まわりで忙しい。
家族からは、何が欲しいか聞かれ始めたりします。

そしてクリスマスシーズンには
「AUGURI~~!」(アウグーリ、おめでとう!)と、どこからともなく聞こえてきます。
マンションで人とすれ違っても、スーパーでも、買い物でも。
皆さんもクリスマスにイタリアに来たら、AUGURI! と言ってみてください。

今年はコロナで通常とは違った雰囲気のクリスマスになりますが
それでも、どうやってクリスマスを楽しく過ごすか必死です。
規制が厳しくなる前に、プレゼント交換しようとカフェに集っている人も見かけました。
この状況でも、やっぱり祝いたいんだなぁ。
何だか、微笑ましい。

クリスマス前日の24日は肉を食べない日なのです。
なので、みんな魚介類などの食べ物を食べます。
25日には家族で集まるので、24日に友達で集まる人もいます。

25日はちょっと遅いお昼です。
家族で集まって豪華なランチをゆっくり時間をかけて食べるのが通例。
食べ終わる頃にはもう夕方です。
ランチのあと、お待ちかねのプレゼントを🎁空けるイベントが子供は達にとっては楽しいひととき!

26日は25日を祝った余韻に浸り、祝日。

25日の豪華ランチ

概ね以下のような内容になっています。
イタリア料理のフルコースな感じです。
お腹がはち切れんばかりに、お腹いっっぱい食べる!
というのが醍醐味。
ゆっくりみんなで楽しみます。

(1)ANTIPASTO(アンティパスト)=前菜

(2)PRIMO PIATTO (プリモ・ピアット)=最初の皿→パスタ料理やお米料理など

(3)SECONDO PIATTO(セコンド・ピアット)=二番目のお皿→魚や肉などのメイン料理

(4)CONTORNO (コントルノ)=付け合わせ、副菜。メインに合わせる付け合わせのほうれん草のソテーやローストポテトなど。

これに、お祝いのスプマンテ(スパークリングワイン)やワインを飲みます。

しかも、アンティパストだけでも結構な量があるので食べ過ぎには注意が必要です。

そして、忘れちゃいけないのが、パネットーネ。
クリスマスのお菓子です。
デザートにこれを食べて、ランチの余韻に浸る感じです。
パネットーネについてはこちらをご参照ください。


今年のクリスマスは、クリスマスマーケットもないし、例年と違うクリスマスですが
イタリア人にとってはクリスマスという特別な日には変わりません。

1日2人まで来客可にする規制を作るくらいです。
苦肉の策で、どうやってお祝いできるか考えた感ありますよね。

私は日本人ですが、今年のクリスマスの雰囲気も楽しみたいと思います😊

Ci vediamo e auguri!

タケディーナ

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