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読書感想文⑩

読書感想文第10弾では、『仕事と人生を激変させるなら99.9%アウトプットを先にしなさい』について書きます。

この本には、コロナの自粛期間にたくさん本を読んでアウトプットしてやろうとブックオフ本を探している時に出会いました。
以前、インプットとアウトプットについては、樺沢紫苑さんの『インプット大全』『アウトプット大全』を読んだことがあり、2冊には「インプット→アウトプット→フィードバック」を繰り替えし行うことで成長できると書かれており、自身も納得したので参考にしていました。そんな時、この題名の本に出会いました。面白そうだと思い、すぐに購入を決意しました。

この感想文では、印象に残ったことを3つ挙げ、自分の考えを書いた行きます。

印象に残ったこと1 iOIF

 「iOIFとは、スモールインプット→アウトプット→インプット→フィードバックを繰り返し行うこと。インプット主義の人には完璧主義な人が多く、インプットを100%行うまで行動(アウトプット)を起こさない。つまり、成長に不可欠な行動を起こすまでに時間がかかってしまう。最低限のインプットを終えたらすぐにアウトプットをして、出てきた足りない部分をインプットして軌道修正すればいい。「初志貫徹」はアウトプットのハードルを上げているので、「石橋を渡りながら作る」といった考え方をするべきだ。」と書かれています。


 「行動(アウトプット)はとても大切なことだ」と分かっているつもりでした。しかし、実際に何をしているかといえば、読書や映画鑑賞(インプット)をして、その感想を少しアウトプットしているだけです。なぜなら、いまの僕には「起業したい」という思いはあるけど、起業した後の未来、起業して何をしたいのかが見つかっていないからです。
 今は「自分磨き」に加えて、何をしたいのか見つけるための手段として、読書や映画鑑賞をしています。
 この本を読んで、やりたいこと、最終目標(起業≠最終目標)の実現には、違う考え方もできると感じました。正しいか、現実的かは別にして、やりたいことを見つける前に起業してみるという考え方です。
 様々なことを実際にやってみることで、その中に生涯かけてやりたいことが見つかるのではないか思っています。
 起業した人には、「具体的な何かをしたい→起業しよう」「起業したい→何しよう」で、考え方のプロセスはどちらのパターンが多いのか、どういう経緯なのか気になるので、行動を起こすという意味でもどんどん人に聞いてみたいと思います。自粛期間でもSNSを活用すればできることはあるはずです。

印象に残ったこと2 リターンを得られるものに投資せよ

 「投資には、自己投資と他己投資があるが、言い訳できないように自己投資をするべきである。「使って成長する」「使って信頼関係を作る」「使って人脈を築く」ことができている人はお金を使いこなせているといえる。投資先は、勉強だけではない、衣食住に投資すべきである。時間、経験、健康にお金をかけるべきである。」と書かれています。

 投資と聞くと何を思い浮かべるでしょうか。僕は自己投資、中でも勉強だと考えていました。投資先には、他にも様々な選択肢があると視野を広げることができました。
 投資するかしないかを決めるのは、「リターンを得られるか」なのです。
 この考え方を基準にすると浪費が投資に変わります。パチンコで大負けしたとしても、周りの人やお店を観察することで何か気付きを得られたのなら、投資になります。時間、経験、健康に投資すべきだというのは、自然な考えだと思いますし、そう考えている人は多いと思います。
 現在僕が投資だと考え、お金を出して行動していることは読書、筋トレ、映画鑑賞です。しかし、他の些細な出費でも「リターンを得られるか」という基準で考えることでいくらでも投資に変えることができると思います。
 僕の場合は、友達とやるビリヤードです。遊んで利用代を支払うだけではただの娯楽ですが、利用している人の客層はどのくらいか、お店を回している従業員は何人か、料金設定が妥当か、という風に少しでも学びを得ようと考えることができるはずです。
 そうすることができれば、すべてが投資となり、無駄な出費なんてなくなります。この本の中で、違う部分で紹介されていた言葉を紹介します。

考え方が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、結果が変わる。
 (哲学者 ウィリアム・ジェームズ)

 この言葉を知っている人も多いと思いますが、結果を変えて成功に至るには考え方を変えることが必要だという事です。まず考え方の変化として「リターンを得られるか」を意識してお金を使っていきます。

印象に残ったこと3 最大のアウトプット「自分の見せ方」

 最後の第5章では、見た目の大切さが書かれています。大いに共感しました。「人は見た目が100%」というドラマがありました(見たことはない)。人は、100%はさすがに言い過ぎかもしれないけど、80%ぐらいは見た目だと思っています。初めて会った人を判断するのに用意されている要素は、見た目だけなので、第一印象はほぼ見た目で決まると思っています。
 見た目の大切さを伝えるためにこの部分では、メラビアンの法則が紹介されています。

メラビアンの法則…話し手が聞き手に影響を与えるのは
         視覚情報が55%
         聴覚情報が38%
         言語情報が7%

 見た目がいかに大きな役割を果たしているかがわかると思います。この本において、最大アウトプットが見た目だとしているのは、見た目のアウトプットには即効性があるからです。考え方を変えるのには、少なからず時間がかかります。でも見た目を変えるだけなら、ワックス買って、髪をかき上げるだけです。
 僕は刈り上げヘアースタイルなので切ってから3週間以内にまた切ります。いいところで切っているし、頻度が高いのでお金はかかってしまいますが、続けていくつもりです。なぜなら、最大のアウトプットは見た目だからです。

 アウトプットとインプットの順番を考えることで、これからすること、やりたいことについて考えることができました。でも、どちらの順番が正しいかなんてやってみないとわからないし、その時々で違うと思います。ただ、素早く行動を起こすという事はやはり大切だと再確認しました。

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