Chapter.15 世界反転(広島、山口、福岡旅行編)
4日目の朝。旅も残すところ約3分1。
お世話になった、楊貴妃浪漫の宿をチェックアウトする前に、川床テラス付近を散歩。
昨晩はきらびやかにライトアップされていた姿とはうってかわって、目覚める前の温泉街。川が緩やかに流れる音と時間の流れが心地よい。
長門の独特な空間との別れは名残惜しいが、この日も沢山行きたいところ詰め込んでるので、次なる場所へ車を走らせる。
ここまでに至る道は中々狭かったな。すれ違いがなくてよかった。
駐車場についても我々の車のみ。
駐車場からメインの池に至るまでの道の横をさらさら流れる水も透き通っている。我々だけしかいないというのもあって、水の喋り声だけが聞こえる。朝1発目には心地良い静けさ。
ちなみに石が赤く染まっているのは、「ベニマダラ」という藻の一種が石の表面に寄生しているからだそうです。
足音で水の流れが消えないよう、ゆっくり静かに歩いて5分。全国名水百選に選ばれる「別府弁天池」に到着。
世界が反転している。と錯覚するぐらい綺麗なコバルトブルーの水面。写真下手な私でさえ中々のクオリティで取れる。
事前調査で巨木の中に弁財天が鎮座していると書いてあったが、これじゃないですよね?
苔が寄生して味わいのある鳥居。
ニジマスが泳いでました。起きてから何も食べてないわれわれ。目の前で泳ぐ朝食を見て一気に空腹が襲ってくる。
池見てる時から気付いてましたよ。ます料理の店弁天会館。テイクアウトある。9時オープンかと思いきや、今日は遅めで、まだ開店準備中、、、美味しそうなニジマスを目の前にお預けを食らった我々。
とりあえずなんでもいいから食べ物を調達せねば。というわけで次なる場所を目指しながら食糧調達へ。
つづく。
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