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直島 真の暗闇 その3〜高知、愛媛、香川、岡山旅行 4日目


つぎの家プロジェクト作品は、はいしゃから10分ほど歩く。自転車を止める場所がなく歩きのみとなります。道中、あらゆるところにアートが散りばめられています

糸のようなもので作られたアート。昼間のネオン。
BBQができるみたいです。
注意書き。アート作品間違えて入ってきてしまうのかもな。
目的地に向かって路地裏をひたすら歩く。
コレは、、、落とし物箱?
地元でもよく見かける、夜遭遇するとビクッとなるタイプのマネキン。
家プロジェクト作品「石橋」。直島で製塩業を行う石橋さんの民家を作品化したもの。
庭園
壁に描かれた滝模様。静かな動きを感じる。
襖。絵に施された細かい凹凸が立体感を編み出しておるのかな。
石橋から歩きと自転車で約10分にある「碁会所」。須田悦弘さん、秋元雄史さんの作品。
昔、島の人々が集まって碁を打っていた場所を作品化したもの。入口両側が障子のため、小さい子連れていくときは要注意。
部屋の中には椿が置かれている。
小さな庭
宮島達男さん作品
「角屋」。池の中に赤青黄のLEDライトにて数字が散りばめられている。数字が消え真っ暗になる時間を死の時とし、また数字が生きた時間へと行ったり来たりを繰りかえす。輪廻転生を表現しているとのこと。
カラフルなかぼちゃ達
葉っぱ。
護王神社へ向かう途中の鳥居
杉本博司さん作品。石室と本殿とはガラスの階段で結ばれていて、地下と地上とが一つの世界を形成しているとのこと。

この後は、一回に入れる人数に制限がある事から予約が必要だった南寺へ。中は光るものを一切持ち込んではいけない。
始まりは闇。終わりは光。闇は今まで体験したことがあった暗闇とは違い、光が一切ない完全な闇。完全な闇の中では目が慣れることないんだな。皆の心臓の音が聞こえてくるのではと思うぐらいの静けさだが、繋だ息子の手から伝わってくる温度で、自分の存在を確認できる。
不思議な体験だった。

ブラックホールに近い場所から抜け出したわれわれは、地中美術館へ向かう。

途中の巨大ゴミ箱。2メーターぐらいあります。ミクロキッズの世界へ迷い込んだ気分。
地中美術館。
写真が撮れるのはここまで。メインは実際に足を運んだ方のお楽しみ。
ぼちぼちです。
Ando museum
ぷよぷよ
綺麗な海岸。瀬戸内海の砂浜は綺麗だ。
巨大マカロン。抹茶味とチョコレート味。美味しいけど、顎が外れないよう注意。マカロンは一口サイズで十分なんだな。

写真ばかりでだいぶ飛ばしました。芸術作品は作者の思いを汲み取ることも大事だが、ここの作品は触れた人が思ったように解釈できる作品が多かった気がします。私は芸術に疎く、作品に対して受け身の姿勢で、うまく解釈できなかった。相手を知ることはエネルギーをつかうな。また時間をあけてきてみると違った見え方がするのだろう。何にしても貴重な体験ができてよかった。

同じ船で高松港へ戻り、目指すは岡山県倉敷市へ。この旅も残すところ1日。
つづく。

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