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河村勇輝が「三遠」に残したモノ

スポーツには、ファンの数だけ想いがある。
個々の視点で切り取る世界観はどう映るのか。
それを共有する場が欲しくて、
今シーズン始めた"Bリーグファンショット"。

多数寄せられた写真から
チーム毎にその魅力を探っていく第2弾
今回は三遠ネオフェニックスにフォーカス。

第1弾の宇都宮ブレックスはコチラからどうぞ


若い力と経験力(寺園修斗)

この背中は何を語っているのだろう。
寺園選手は大学を卒業後、
社会人を経て、
Bリーグ入りを決断したという。

途中で去る勇気も、加わる勇気も、
若い時期に経験した彼だからこその
期待感を、タイトルから感じる。

小さなガッツポーズ(北原 秀明)

この小さなガッツポーズ。
いつ、どんな場面だったかは、
写真では分かり得ない。
ただ1つ言えるのは、
チームにとっては間違いなく
大きな瞬間だったという事。

勝利目前

今シーズン三遠は、
長く暗いトンネルを抜け、
開幕17試合目でようやく初勝利を手にした。

ただ、ファンの誰もが待ち焦がれた瞬間は、
アウェーの北海道だった。

この写真はその初勝利から9日後、
ホームでシーズン初勝利を挙げた試合だ。
笑顔で映る選手もそうだが、
ayaさんの喜ぶ姿まで伝わってきそうな一枚だ。

他にも"喜びの声"は多く届いた。

何と、三遠の公式アカウントさんも!

この時期、
たまたま広報さんとメールでやりとりしたが、
文面にも喜びが爆発していたのを覚えている。

熱い抱擁

こちらはアウェーの
宇都宮ブレックスファンから届いた珍しい一枚。

菅野翔太選手と判明し色々と調べていくと、
「優しい」というキーワードがちらほら。
このシーンにも何か納得。

試合前の両チーム選手、
マスコット同士の絡みは僕も取材時の楽しみ。
Bリーグ観戦の1つの醍醐味かもしれない。

まるで兄弟(寺園修斗&河村勇輝)

2人の距離感が実に伝わる一枚。

実際に練習取材で一度訪れた時も、
アップ中からいつも一緒で、
頼れる兄貴とやんちゃな弟
といった雰囲気だった。

その時に聞いたお互いの印象がこちら。

河村:年齢的にもポジションも一緒なので、
   寺園修斗さんはすごく頼りにしてます。
寺園:一緒にご飯に行く事があるが、
   自分が話した事を全然聞いてなくて、
  「それさっき俺言ったよね?」
  みたいな事もある。ポンコツというか笑

▼映像で見たい方はこちらをどうぞ!
(太田選手、川嶋選手からの印象もあり)


ふいに見せる高校生感(河村勇輝)

プレー中は堂々としていて、
高校生という事を全く忘れさせる。

そのぐらい受け答えも考えがまとまっていて、
周りからの評価に驕る事の無く、
ある意味隙が無い年齢以上に大人な選手だった。

寺園選手も語るように、
少し抜けていたり満面の笑みを見ると、
妙にホッとする。

また1年後、3年後、5年後、10年後と
その変化を追いかけていきたい選手だ。


次会う時は笑顔で!(寺園修斗)

二人の間で、実際にどんな言葉が
交わされたのかは分からないが、

この写真とタイトルには、
三遠ファンの方の想いも、
込められているように感じられ大好きな一枚。

ブースターと共に

今シーズンのBリーグは、
特に「三遠」の名前がメディアを駆け巡った。

注目のほとんどは河村選手個人へ集中したが、
そうしたきっかけで全国にチームが知られ、
1人1人の選手が知られ、
バスケファン以外からも、
認知されるチームになった事は、
大きな財産だったと思う。

-河村勇輝が「三遠」に残したモノ-
それは、新たな可能性ではないか

ホーム戦の来場者は爆発的に増え、
2月2日には過去最高の4,722人を動員。

初めてバスケットに興味を持ち
会場に詰め掛けてくれたファンが、
今後も継続して
応援したくなるようなチームになるために、
自分達の力で、
価値を生み続けていかなけれならない。

負けられない思いは、
応援してくれる地域のためでもある。
愛知・豊橋市を拠点とする三遠は、
普段から地元に根付いた活動をしてきた。

人が本当に応援したくなるのは
心を動かされた時だと思う。
この活動がきっと必ず報われるはずだ。

また近いうちに嬉しいニュースを
取材しに行ける事を楽しみにして、
来シーズン以降の三遠に注目していきたい。


最後に

企画にご協力頂いた皆様。
いつも写真の奥にある想いや意味を想像し、
毎週楽しく見させて頂いておりました。
本当にありがとうございました。

今回は #Bリーグファンショット の投稿から、
勝手に記事に引用させて頂きました。
もし削除をご希望の方は、
お手数ですがDM頂ければと存じます。

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