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住宅産業論ノート

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住宅産業やハウスメーカー、プレハブ住宅に関する過去・現在・未来を通して、これからの住まいを考える試みです。
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#家づくり

家を買う時代がはじまった頃|1965年「プレハブ住宅は得か損か」を読む

『週刊朝日』1965年10月22日号に「プレハブ住宅は得か損か」と題した記事が掲載されています。…

「こだわりの提案」と「安心でお手軽」の両立|WEB住宅提案の最前線

「理想のデザイナーズハウスを叶える」という新しい住宅商品サービスが、4月29日に発売されま…

緊急事態宣言下の住まいづくり|オンライン相談、セミオーダー、WEB住宅展示場

新型コロナウイルス感染症の急速な感染拡大を受けた緊急事態宣言。「不要不急の外出自粛」が要…

住宅営業についてのメモ【4・完】|Mさまご夫妻とわたしの家づくり

大学卒業後、6年半勤めた住宅営業のお仕事。職場の先輩であるベテラン営業ふたり、F主任とO…

住宅産業論ノート|ハウスメーカーと戦後日本の家づくり文化 はじめに&目次

noteのマガジン「住宅産業論ノート」とその他のマガジンにも書き散らしていた文章たちのうち、…

住宅営業についてのメモ【3】|家を「売ること」のこれから

職場の先輩F主任とOさん。ベテラン住宅営業ふたりは、それぞれにお客さまの信頼を得て契約を…

住宅営業についてのメモ【2】|「売ること」と「つくること」のあいだ

職場の先輩として住宅営業のなんたるかを折に触れて教えてくださったF主任とOさん。二人がそれぞれにお客さまの信頼を得て契約を獲ってくるその「高い営業力」と、契約に至ったお客さまが実際に建てる住宅が、意匠的にも計画的にも構法的にも「ヒドイ提案」だったというお話しを前回、「住宅営業についてのメモ【1】」として書いてみました。 その「高い営業力を持つこと」と「住宅提案がヒドイこと」の間に横たわる深い溝は、実は「木造注文住宅」を手がける「木造住宅産業」が持つ性質に由来すると思うのです

ミサワホーム「フリーサイズ」のなにが西山夘三を苛立たせたのか

有名なスケッチ魔でもあった建築学者・西山夘三(1911-1994)が描いた一枚のイラスト。風変わ…

ネット住宅販売の成立|住宅規格化・デジタルネイティブ・震災復興支援住宅

ネットで家を買う衝撃家を売るのは対面販売が絶対。これは住宅業界の大原則でした。にもかかわ…

ミサワホームの破天荒を可能にした二人の男|専務・山本幸男と社長・三澤千代治

1985年8月12日 御巣鷹山『はなしの種:住まいと生活について』という本があります。 それは…