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転職しました

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嗚呼、またやっちまった。
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また、三日坊主にすらなれなかった。
息巻いてnote初めて見たものの、先天性の怠惰を理由にまたもや大サボりしてしまった。
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気がつけば右をむいても左をむいてもwithコロナ&アフターコロナ対応が叫ばれるこんな世の中ですが、僕自身も非常に暇を持て余しに持て余しております。笑っていいとも放送終了後のタモリさんくらい暇してます。
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まあそれなりには元気ってことです。
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さて、表題の件なんですが、
私事ながら、丸3年勤めた大手証券会社を三月末で退職し、
4月から古巣である名古屋に戻って来て、日系のコンサルティングファームで働かせて頂いてます。

今回は転居を伴う転職のため、全く違う土地で、全く違うドメイン領域で、全く違う役務提供をさせて頂いており、戸惑いつつも刺激的な日々を送れています。

前述しましたが、現在ほとんどの企業がコロナ対応に追われる状況下にありながら、コンサル未経験で、Excelすらロクに扱えない僕をポテンシャルで採用してくれた今の会社には本当に感謝しかなく、自分の巡り合わせの良さには本当に惚れ惚れするばかりです。

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さて、今回の転職についてアウトプットの機会が中々無かったので、自身の思考整理も兼ねてざっくり書き記しておきます。暇だったら読んでください。
今回、僕が転職を決意した理由は大別して2点です。


①外部環境に関わる点。
②僕自身にマインドセットに関わる点

①外部環境

1点目は証券会社による対面営業の市場がシュリンクしていくのを肌で感じたから、という言い方になるかと思います。

新卒で入社した時点で既に、定年まで40年間維持出来る市場では無いなと思ってはいたものの、昨今のコロナ禍も相まって、ネット証券の躍進及び対面証券市場のシュリンクが爆速で進んでいます。

「スマホ金融」どう変わる? 三井住友FG・SBI提携

直近のところではこんなニュースもありました。
こと有価証券売買に係るフィービジネスに関しては対面証券の完全撤退も近い将来に来るかもしれませんね。

②マインドセット

2点目は僕自身のマインドセットに関わる点ですが、(つまるところモチベーション管理)、これにもネット証券の台頭が多分に影響しています。

先に挙げたようなネット証券市場の隆盛から、
有価証券の売買手数料にとんでもないレベルの価格破壊が起こっており、大手対面証券各社はかつてのフィービジネスからの脱却を急いでいます。
そんな中で各社次なる市場として開拓を狙っているのが、ソリューションビジネスと呼ばれるものです。

ソリューションビジネスとは俗っぽい言い方をすると、企業のお悩み相談、みたいなニュアンスになると思うのですが、各種のお困り事(決算対策、資本対策、株主対応等)に対して、各種ソリューション(事業承継、m&a等)を提供すると言ったビジネスがこれにあたります。

各種ソリューションを提供するとは言ったものの、実際にはソリューションを提供する能力は各社持ち合わせておらず、実際のサービスベンダーは各提携会社(税理士法人、MA仲介会社、リース会社、保険会社等)になります。

ここにおいて、証券会社が実際にやってるのは仲介のみであり、成功報酬の何割かがみなし収益として提携会社からキックバックされ、それらが証券会社の営業員の成績となるわけです。

フィービジネス→ソリューションビジネスという業界の変遷自体は個人的にも納得感のあるものだったのですが、結局のところ自社でソリューション提供出来ないのが僕にとっては物足りない部分でした。

建前ベースで言うと、クライアントに自ら価値提供を出来ない状態がもどかしく、悔しかった。本音ベースで言うと、シュリンクし続ける市場でキャリアを積むよりも、その先にあるソリューションビジネスを提供する側の方が面白そうだった、というのが今回の転職の要旨になるかと思います。

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ちなみに今の会社では事業再生に係る案件をメインに担当するチームにアサインしています。
昨今のコロナ情勢も相まってか、リスケ対応含め再生支援の需要はとんでもなく高い状態にあるので、幸せなことに入社早々本当に忙しくさせて頂いてます。

本当はこの先のキャリアプランも含め、書き残しておきたいことが山の様にあるのですが、また今度気が向いたら書こうと思います。

というわけで、直近の在宅勤務続きで数年ぶりに昼間からテレビつけてたら、あんまパッとしなくて、暇だったよ&タモリさんがちょっと恋しくなったよって話です。

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