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道をひらく

とは、かの偉大な経営者、松下幸之助さんの著書のタイトル
なぜそんなタイトルの記事を唐突に書くことにしたかというと、実は今日、私の会社が登記されたから。

事前にご挨拶する機会があった方には、やっとできたのかい。
前触り的なお話ができてなかった友人・知人には、あらそれは突然ね。
という感じの話かもしれません。
私の周囲にいらっしゃる方々であれば、あいつがまさか会社を立ち上げるなんて、と思いも寄らなかったことでしょう。私もそうです。

時は来た。というやつです。

タイミングというやつは待っているとなかなか訪れないものですが、様々なことが重なることで唐突にその瞬間はやってくるものです。
閃いたのはいつものごとく風呂場でドラマチックとは程遠いものでしたが。

タイミングの話をしていたら、話が逸れました。

なぜ道をひらく、なのか。
それは、今回設立した会社の名前が「往来株式会社」だからです。
いわゆる天下の往来。つまるところの道です。
その道である会社をこれから営んでいくこと。
これからその道をひらいていく、という訳です。

そらまたなぜ往来か、何をやるんだね君は、と心配してくれた方がいたのなら嬉しいので、一応説明しておきますと。

まずやること。
それは、自分が興味を持つ分野。温度や手触りがそこにあり、人と人が繋がりを感じることができるような商いをやります。
明確に決まっている予定としては、2024年の秋頃に鎌倉でお店を出します。
先に物件だけ決めるという順序もあべこべなところからのスタートです。
自分でも困ったもんだ。
ただ、そんな自業自得も紆余曲折も旅路の醍醐味や面白みと捉えて楽しんでいこうという気構えでおります。

そして、これが「往来株式会社」という名前の由来です。
往来は、「道」の意味と共に、「行ったり来たりする」ことを指します。
今もこれからも、世界は絶えず大きく変わり続けます。社会や私自身も、その変化に翻弄されながら、迷いや戸惑いを抱えつつ、新しい変化に対応していくことでしょう。
そうした流れの中で、自分の核となる信念や進むべき道を定め、覚悟を持って生きることは重要です。
しかし、その流れに身を任せ、東にも西にも奔走し、過去や未来に思いを耽りながら、その過程を楽しむことで、私の人生もその周辺の人々も結果として豊かな時間を過ごせたらと思うようにもなりました。
時流や人や環境に影響は受けつつも、あまり気負わず自分を生きてみよう。行き当たりばったりの出たとこ勝負、七転び八起きの根性でやってみましょうか、と。
そんな適当さ道すがらを示すような、不定でWork in progressな活動性や考えを受けとめてくれるような器として、往来という名の会社を設立しました。
ちなみに、これからつくるお店の名前は別に考えてますので、その話はまたの機会に。

そんなわけで、インデペンデンス・デイに生まれた私、狩野が同じ日に会社を創業し、新しい道をひらいていこうという心持ちを文章として起こしてみました。

道は眼前に広がっていくばかり。
この新たな始まりにあたり、支援し応援してくださった方々、そして今日この日を迎えることができるよう導いてくださった河野貴伸さんに感謝の気持ちを込めて、この道を楽しくも軽やかに進んでいきたいと思います。
今日まで誠にありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願い致します。

さてさて、これからどんな大変で面倒で面白い出来事が待っているのやら。でもね、どんなに困難な待ち受けたとしても、一生懸命向き合って、生き抜いていけたのならば。
どこに転んだって結果オーライ!

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