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経営理論・MBAのフレームワークを私生活に使うプロジェクト⑫  インセンティブ・アクションにつなげる

こんにちは!World One研究所です!

今日は目標を設定し、MBAのフレームワークをご紹介します!

フレームワーク群⑦の内容をご説明しますが、全フレームワークをご確認したい方は以下の記事をご参照ください!

フレームワーク群⑦

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フレーム群⑦では、目標を業務単位に落とし込みインセンティブを設定しアクションに落としていきます。これまでに策定してきた目標やそれに至るまでの対応策等に基づいてKGI,KSF,KPIを設定します。目標を設定する際は、BSCの切り口で漏れの無い様に検討していきます。また目標設定のルールに基づいて適切な目標設定に仕上げていきます。最後に、行動管理を行う為にPDCAを回して常に改善し続けるような仕組みを設けます

Key Goal Indicator &Key Success Indicator & Key Performance Indicator

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目標と具体的な対応策が決まった後は、遂行する為のインセンティブ制度を設計する。Key Goal Indicator(KGI)では、目指すべき姿を達成するための目標を設定していきますが、それには、目標達成に必要条件となる要素であるKey Successful Factor(KSF)をベースに策定し来ます。その上で、このKGI
を「目標設定のルール」に基づいて、意味のある目標に落としていきます

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目標のルールでは、目標を明確化し、KSFに集中させるために無駄をそぎ落とし(軽量化)現実性を確保するために時間軸やリソースを調整します。また、KSFとの関連性を確認し、適時性があるかをチェックします。また、この目標に時間軸を加えて、プロセスに落としていった目標が、Key Performance Indicator(KPI)です。今期何をどこまですれば達成とするのかを意味し、担当組織と担当者までカスケードしていきます

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この、KPIは、BSCを使って、重要な観点とされる財務、顧客、社内プロセス、学習と成長に細分化していきます。財務とは、達成すべき売上・収益・コスト等の計数目標、顧客とは顧客数の増加や顧客との関係性を構築する目標、社内プロセスでは業務プロセスの構築や改革をする目標、学習と成長では必要とされるスキルやリソース確保に向けた人材教育やインフラ強化を指します。

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これらの業務プロセスが目標達成までに継続的に改善していく為に、PDCAを使い業務の改善点を見直す様、プロセスに組み込みます。KPIで立てた計画に基づき、業務を遂行した結果、どのような結果になったかを確認します。
結果を確認の上、継続すべきこと(KEEP)、問題となり改善すべきこと(PROBLEM)、そして新しく挑戦すべきこと(TRY)をKPT
のフレームワークを使い検討します。

いかがでしたでしょうか?

次回は、これらのフレームワーク群を実際に使えるように、表をご紹介します。




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