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あぁ、国立霞ヶ丘競技場陸上競技場よ

はーい、Keicoです。本日はどんな一日でしたか?

私は仕事の合間に健康診断を受けに行きました。転職を何度かしたことで、これまでいくつかの健診センター的な場所で受診しましたが、スーパー銭湯のように受付後に男性女性の更衣室に別れて、以後受診も男女別というのは初めての体験。もちろんスタッフも女医さん始め全員女性。何だか高校の女子クラス時代に戻った気分。

それにしてもマンモグラフィーの痛いことったら。こちらも今まで何度か撮ってもらってはいるけれど、今回はもうあまりの痛さに声を出さずにはいられず。女性が大声を出すから男女別の受診なのか?と思ったくらい。
おまけに、8月に転職してからというもの毎日通勤して歩いているし、仕事中の間食もほとんどしなくなったから、自己感覚では間違いなく痩せていると思っていたのに、ちっ、全く変わっておらんとは。40代も後半に入ると、ちょっとやそっとじゃ落ちないって猛烈なパンチを浴びた気分ですよ。
と、初めての場所での健康診断はほろ苦さが残る高校時代を彷彿させたのでした。


今週の初め美容院帰りにまだ早いかなと思いながら、神宮外苑のイチョウ並木へ。今年は夏が暑かったからか決して早過ぎる程でもなく、お天気だったこともあって美しい黄金色を程よく愛でることが出来たのだ。青山通りから絵画館の方に向かって並木を歩き、そうだ!と閃いて新国立競技場まで足を伸ばしてみることに。建設途中、何度か周辺を訪れたことはあったけど、スタジアムの入場門付近まで行ってみるのは初めて。

印象としてはとてつもなく大きい…だけって感じ。申し訳ないのだけれども。
自然と調和した隈研吾さんによる素敵な建造物とは思う。思うけれども、門から先の空間でアスリート達が競うリアル感が私には伝わって来なかった。
比べてかつての国立競技場は近づくとそれがビンビン伝わって来たんだよなぁ。
ああぁ、この地で東京オリンピックが開催されたんだとか、
雪の中のラグビー早明戦が行われたんだよなとか。

実際に私自身が様々な競技をその場で何度か観戦していて、例えば炎天下の中、サッカーのナビスコ杯の決勝を観に行った時なんて席が上過ぎて熱中症にかかって動けなくなったとか、リアルを体感していたこともあるのだけど、それにしても昭和の香りがあった都営住宅や日本青年館などあの周辺一帯がごそっと変わってしまって、漂っていたスポーツの聖地的空気感が失せてしまった気がするのだよ。

もちろん神宮球場や秩父宮ラグビー場にはまだその雰囲気が残ってはいるものの、そちらももうすぐ建て替え工事がスタートするので、スポーツをこよなく愛する一人としてはとてもとても寂しく悲しく思うのです。私の中の大切な歴史的建造物が奪われたような気が。


何しろ学生時代からかつての国立霞ヶ丘競技場陸上競技場周辺が好き過ぎて、近くにある國學院高校を受験して落ちた過去を持つ私…

どうやら今日はほろ苦い学生時代を思い出す日らしいです。

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