教育研究機関で働いてます。元サブカル男子、今おっさん。40歳超えて、人生の残り時間を意…

教育研究機関で働いてます。元サブカル男子、今おっさん。40歳超えて、人生の残り時間を意識し始めました。

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大学職員と私⑤-新人時代の学生とのかかわり

③で述べたような環境の中で、学生支援部署での日々の仕事を続けていた。クラブ・サークル担当という立場、しかも、各クラブ・サークルと非常に特殊な関係性を築いている大学だったので、これは一度全てのクラブ・サークルの公演や試合、発表を見てみようと考え(体育会は除く)、ほぼすべてのサークルの活動に足を運んだ。ネタでなく本当に足を運んだ。大学の公認団体は、公演や試合、発表などを行う場合、届け出を大学に出すことになっており、その届け出を受けるときに、出しに来た学生とコミュニケーションを取り

    • 大学職員と私④ー学内自主勉強会との出会い

      入職して1年目は、先輩職員からいろんな誘いがあり、基本的にはすべて断らず参加するというスタンスを取った。飲み会や職員の親睦会などなど。校友会(卒業生)の委員(総務委員)もこのタイミングで引き受けた。 2年目になるまで参加を悩んでいたのが、学内自主勉協会であった。当時学内には2つの自主勉協会が立ち上がっていた。私と入職同期の中途採用の方々が中心になって作った会、そしてもう1つは私の教育係の先輩が作った会。先輩はW大学の出身だったため、大学行政管理学会(そのうちこの学会との関わり

      • 大学職員と私③-1年目

        学生支援部署に配属されて驚いたのは、クラブ・サークルと学生支援部署の関係性だった。中学・高校での生徒会的な役割を、学生支援部署が担っているのだ。 通常の大学では、「自治会」というものがあり、そこがクラブ・サークルをまとめる。各サークルの意見や施設利用状況をとりまとめたり、学生会費として学費と一緒に徴収されたお金を各クラブ・サークルに分配している。この学生会費欲しさに、かつては大学の自治会にセクトや活動家が入り込んでおり、私が入職した頃は、市ヶ谷にある某H大は木造の学生会館が残

        • 大学職員と私②ー入職、配属

          200〇年3月に内定者研修があり、内定者は私を入れて5人と判明。4人中2人は留学経験あり、1人は六大学野球のレギュラー、1人は某大学の最難関学部卒とみなさん優秀な方ばかりで、明らかに自分は「別枠」であることを実感した(研修の時さりげなく聞いたが、補欠採用は私だけのようだった・・・・・)。私が採用された理由としては、大学の新学部&新キャンパスの卒業生であること、学生時代に新キャンパスでサークル・ゼミなどを盛り上げる動きの中心にいたことが大きいのかな、と当時は感じていた。 4月

        大学職員と私⑤-新人時代の学生とのかかわり

          大学職員と私①

          たぶん続かないと思うが(いきなり自己弁護)、OB訪問的なものを受けていく中で、過去の自分を客観視する機会があったこともあり、何度か今の職業に就いた経緯や、働く中での経験、考えてきたことなどを書いてみたい。 私の就いている職業は「私立大学職員」。ホワイトかつ高給?とネット界隈では言われている職業だ。これについてはこの投稿では語るつもりはないが、大学と部署によるとしかいえない。 就職にあたり、もともと大学職員になりたいとか、ちゃんと業界研究をしていた、などということは全くない

          大学職員と私①