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お金になる文章とはなにか?

今日は「お金になる文章とは何か?」についてお話ししたいと思います。

世の中にはいろんな文章がありますが、お金を払ってもらえる文章とそうではない文章があります。

いちばんわかりやすいのは「本」ですよね。

本というのは紙に文字が書いてあるだけなのですが、みんな1300円なり1500円なりを払ってくれます。

なぜ、この世には「お金を払ってくれる文章」と「払ってもらえない文章」があるのか? そこを読み解いていくことで、価値ある文章を書くためのヒントが見えてくるかもしれません。

お金になる文章=おもしろいor役に立つ

ぼくは、お金になる文章にはざっくり2種類があると思います。

ひとつは「おもしろいもの」。もうひとつは「役に立つもの」です。

「そりゃそうだ」という声も聞こえてきそうですが、、、そもそも「おもしろいもの」ってなんでしょうか?

本当にいろんな定義があると思いますが、すごくシンプルに言うと「感情を動かすもの」だと思います。超あたりまえで申し訳ないのですが、おもしろいというのは感情を動かすもの、というのは言えそうです。

笑える。泣ける。恐ろしい。懐かしい。ほっこりする。心がざわざわする。スッキリする。希望を持てる……。

人間にはいろんな感情がありますが、とにかく感情を動かしてもらえる文章はおもしろい。さらにそれによって人生が変わったり、世界の見え方が変わるようなものであれば、お金を払ってもらえるレベルに達するはずです。

まずは「役に立つもの」を目指してみる

もちろんみんな、どうせなら「おもしろいもの」を書きたいと思うでしょう。ぼくも「おもしろい」でお金が稼げたらいいなあ、と思います。

ただ、普通の人にはなかなかハードルが高いのも事実です。

小説家やエッセイストなどはある種の才能が必要です。「書こう」と思ってかんたんに書けるたぐいのものではないでしょう。

そこでぼくがオススメしているのが、もうひとつの「役に立つ」を提供することです。

人はなにか困っているとき、目の前に解決法があればお金を払いたくなるでしょう。病気のときに、それが治る薬が目の前にあれば、多少高くてもお金を払いたいと思うはずです。

よって「 誰かの問題を解決してあげよう」という意識で文章を書いてみることです。困っている人、助けてほしい人、悩んでいる人。そういう人たちに役立つことを教えてあげる。その意識だと自然と役に立つ文章が書けます。

で、結果的にお金を払ってもらえる文章になる。

「お金を払ってもらおう」とするのではなくて、誰かの役に立とうとすれば結果的にお金になる(こともある)、という感じです。

ぼくの場合は、編集者という立場から「なかなか文章が書けない人」「書いてもなかなか読まれない」という人に向けて発信してきました。その結果、本を出せたり、仕事が舞い込んだりと、結果的にお金になったというわけです。

あわてて課金しない

ひとつ付け加えるなら「課金のタイミング」の話です。

よくフォロワーがまだまだ少ない段階で課金をしている記事を見かけます。たとえそれが100円であっても、課金するだけで読まれる確率はガクンと下がります。「いいね」を押してもらえる数も肌感覚では、すごく下がる気がしています。

なので、オススメのやり方は「フォロワー(読者)が増えるまでは、とにかく無料でどんどん出し続ける」ということです。

よくぼくは「無料でコンテンツを出しすぎ」と言われます。(若干、自分でも出し過ぎだなと思っています。)ただ、そのおかげで読者の方が増え、フォロワーさんも増え、ちょっとだけ知名度も上がったと思います。

フォロワーさんが増え、界隈で知名度も上がったことで、自分の本を出すという機会にも恵まれましたし、「顧問編集者」というビジネスにもつながりました。

もし、課金ポイントを前倒しして早い段階で100円の値付けをしていたら、今の状況はなかったんじゃないかなと思います。あえて課金ポイントを後ろにズラした(というか、作らなかった)ことで、トータルでリターンが多くなったように思います。

ぼくの場合は、Twitterやnoteはあくまで自分の活動を知ってもらう宣伝ツールであり、ここであんまり課金しても仕方がないかなと思っています。

もちろん課金することの効果もあります。あえてハードルをつくり意図しない人に届かなくすることで、荒れにくくなりますし、「仲間うちでやりとりしたい」とか「コミュニティを作りたい」というときは、課金をうまく使うといいと思います。

ただ、もしビジネスとしてやるのであれば、あんまり早く課金をしてしまうと結局多くの人に知られず、ちょっとしか儲からないということになりかねないのかなー、とも思うんです。

知識やノウハウはどんどん出す

知識やノウハウをどんどん出すことに躊躇する人もいるかもしれません。「どんどん出してしまったら、枯渇しまうのではないか?」と心配する人もいるかもしれません。

ぼくの場合、どんどん出していったことで何が起きたかというと、さらに新たな知識やノウハウが入ってきました。全部出してみると、その空白を埋めようとするのかわかりませんが、不思議と新しいコンテンツが入ってくるものです。

もしくは、アウトプットしているうちに自然と成長して、新しい知識やノウハウが湧き出てくるのかもしれません。出し惜しみしていると読まれないうえに成長できないのですが、どんどん出していくと読まれるうえに自分も成長できるので一石二鳥だなーと思っています。

あと、「役立つことなんて、そんなに知らないよ!」という人もいるかもしれません。

もちろん自分の知識やノウハウを出せればいちばんいいですが、まだその段階にない人は、聞いた話や他人の知識・ノウハウを自分なりにアレンジして出す、というのもひとつの手です。

勝手に盗んで、あたかも自分のノウハウのように発表するのはもちろんNGです。そうではなく、本を読んだり人に話を聞いたりして、そこで手に入れたノウハウを自分なりにまとめてみる。

すると、その視点、まとめ方、キュレーションに価値が出てきます。いずれそこが「メディア」になっていけば、逆に新しい知識やノウハウが入ってきたりすることもあるでしょう。


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株式会社WORDS代表取締役。『メモの魔力』(前田裕二)『実験思考』(光本勇介)『段取りの教科書』(水野学)『ぼくらの仮説が世界をつくる』(佐渡島庸平)など書籍の編集・執筆。「週刊文春」「ハフポスト」などでも執筆。SNS時代の「伝わる文章」の探求をしています。ポテトサラダが好き。