なぜぼくは毎日noteを書き続けられるのか?
年末くらいから毎日noteを書き続けて3ヶ月目に入りました。
ある程度のコンテンツを2000文字前後、毎日書き続けるなんて、よくやってるなーと思います。(自分で言う。)
で、なんで書き続けられるのかを分析してみたら、何かを続けたいという人の参考になるかもと思ったので、今日はそれをちょっと書いてみます。
「締め切り」があるから
ひとつは「習慣化」しつつあるからです。(あたりまえか。)
ぼくはたいてい毎日夕飯を食べたあと、事務所に歩くまでのあいだに音声入力をして、それを夜10時とか11時までに文章にまとめています。
これを続けていたらけっこう「日課」になってきました。それが「習慣」になりつつある。これがひとつの答えです。
で、もうひとつは「締め切りがあるから」というのが大きい気がします。
「毎日note」は自分で始めたことですし、誰に強制されているわけでもないので、厳密には「締め切り」はありません。ただ「毎日noteを書いてます」と言うためには夜中12時までに何かしら投稿しないといけないわけです。
noteは投稿したときに「何日連続です! すごい!」みたいな表示が出ます。これが日をまたいでしまうと連続記録は途絶えてしまう。よって24時間以内になにかを書いて投稿しなきゃ、と自然と思うようになります。
(このあたりはnote社のうまいところですよね。こういうやつです↓)
だから自分で始めたことではあるのですが、もう夜9時10時を過ぎてくるとプレッシャーがかかってきます。なんなら夕方4時5時くらいから「今日は何を書こう」「今日はどういうコンテンツにしよう」とそわそわし始めるんです。これが毎日何かしら書くことができている秘密かなと思います。
これがもし夜中12時という「締め切り」がなければ、無理には投稿していないでしょう。
「ここの論理が変だからやめておこう……」
「このネタ書いたらあの人が何て思うかな……」
「自分みたいな立場の人がここまでは書けないかな……」
みたいなことを考え始めて「今日はやめておこう」となるはずです。「ちゃんとまとまったら出そう」とか「ちょっとこれを出すにはタイミングが早いかな」みたいな感じで、出せなくなると思うんですね。
とにかくぼくは「質はともかく、締め切りまでになにか書いて出す」と決めているから、こうして世に出せるんだと思います。
「締め切りが完成」という仲條正義さんの言葉
水野学さんとつくった『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』という本のなかに「締め切りが完成」という言葉が出てきます。
これはグラフィックデザイナーの大御所、仲條正義さんから言われた言葉で、水野さんが指針としている言葉だそうです。
多くの人は「完ぺきなものができあがったときが完成」と思いがちです。「自分の100%納得いくものができたときが完成」と思いがちです。だから、締め切りは関係なく、ずるずるとものづくりを続けてしまったりします。
そうではなく「締め切りが完成なのだ」と仲條さんは言います。
その真意まではわからないのですが、おそらく仕事人として締め切りに間に合わせることはマストである。そして締め切りの時点で完成品にしておくことが重要であるといったニュアンスだと思います。
完成したから世に出すのではなく、締め切りが来たら世に出すべし。
言われてみればあたりまえなのですが、ついつい変なこだわりが生まれるとこのあたりの意識が薄れてしまうんですよね。
しかも他人から見れば、アウトプットしてみないと認識してもらえません。「あの人は途中まで考えていてすごいな」とか「文章の下書きをしたためているから偉いな」みたいなことを言ってくれる人はいないわけです。あくまでアウトプットしたものを見て、評価するわけですよね。
ぼくも「ちょっとこのクオリティのnoteを出すのは恥ずかしいな」「この文章は世に出すレベルなのかな」と思うことはよくあります。
でもそこで「締め切りが完成なのだ」と思うと、覚悟が決まると同時にちょっとラクになったりもします。締め切りが完成。おすすめです。
人生にも「締め切り」が来る
noteを書くときも、仕事をするときも、なにかものづくりをするときも、あらゆることに「締め切り」を決めることは大切です。
なぜ、締め切りが必要なのか? それは人生に締め切りがあるからです。人生が有限だからです。
人生にはかならず終わりが来ます。そしてその終わりがいつ来るかもわからないわけです。人生に締め切りは絶対に来る。だからこそ、仕事でもなんでも、なにかやりたいことがあったら、きちんと「締め切り」をつくることが大切なのだと思います。
というわけで、ぼくが毎日noteを書き続けられる理由。
それは「習慣化しつつあるから」そして「締め切りがあるから」です。
……そして、もうひとつ大事なことを言い忘れました。「毎日読んでくれる方がいるから」です。ここをお読みいただいている方、いつもありがとうございます!!!
さて、この文章が完ぺきなものとは思いませんし、いろいろと甘いところもあると思いますが、あと1時間ほどで締め切りが来てしまうので、このあたりで世に出したいと思います。
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