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自伝 ”光の啓示”「第6章 とうとう判決が下った」

こんにちは、現在は世界初の新技法「ホログラムズコラージュ」のパイオニアとして活動しているTakayuki Hibinoと申します。

定期購読マガジン「光の啓示」では、1989年の夏、私がアート活動を始めたきっかけになった光の啓示から現在に至るまでの経験や出来事を記憶にある限り綴っていく実話です。

世界情勢が急激に変化していく中で、16歳からきびしい世の中をサバイバルしてきた私の経験が少しでもあなたにお役に立てれば幸いです。

私のHPはこちら
http://takayuki-hibino.wixsite.com/takatyuki-hibino

2012年 作品搬送中に交通事故にあい、
作品が全損し補償をめぐり大手損保会社の
原告となった裁判の一審の判決が

2013年 3月27日 下った。

ダウンロード (5)

その判決は、

原告の勝訴!

大手損保会社相手に勝った!
まさに桶狭間の戦いのごとく、大逆転勝利した!

この大逆転勝利も、
天が味方したのか、
勝利の女神がほほ笑んだのか、
夢に出てきた赤い龍の守護があったからか、
まさに、奇跡だ!

P40号(1,000mm×727mm)の
ホログラムズコラージュ作品(ミックスドメディア)に対し、

392万5000円の補償。

(1号(220mm×160mm)あたり、98,125円)の

損害賠償支払い命令が大手損保に下ったのだ。

そしてその判決に、原告、被告とも控訴せず、裁判は結審した。

裁判は全面的に原告である、
こちらの主張が認められ、
ほぼ満額の補償かされた。

しかも、判決文の中に
「ホログラムズコラージュの考案者であり
パイオニアの芸術家(アーティスト)である。」と記載されていたのだ。

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担当の弁護士さんが言うには、
司法が「ホログラムズコラージュの考案者であり
パイオニアの芸術家(アーティスト)である。」と
認められたということは、
国が認めた芸術家みたいものだと教えてくれた。

そして作品の価値も全面的にほぼ認められた。
損保会社が価値を認め補償する。

国が認めた価値、
これはゆるぎない事実。

そんなことより、
それが一番うれしかったのは、

いままで、私を信じ作品を購入してアート活動を
支援してくださった皆様に少しばかりお返しできたことだ。

売れるかどうかもわからないアーティストの作品を
購入してその活動を支援する。

普通はなかなか出来ることではない。

アート作品の販売価格や価値はどういうふうに、
決められているなんて、
一般的にはあまり知られてはいない。
わからない方が大半だろう。

そんなことも関係なく、
支援をおしみなくしてくれた。

しかし、この判決がそのわからない価値の基準ではなく

司法が認め、保険はおりた価値になった。

価値があると正々堂々とアナウンスできる。


今後作品の購入についても、
安心してコレクションしていただける。

しかし、この事件のおかげで、
作品保護と作品のクオリティの向上という
課題ができた。

まさに怪我の功名。
作品保護もかねてホロウラムズコラージュ専用の
保護とクオリティ向上のための樹脂を開発することになった。

それにしても、最期まで戦ってくれた弁護士さんには
感謝したい。
この裁判のご縁で現在でも弁護士さんとの
おつき合いが続いている。

縁とはまさに「妙」なものである。


つづく

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