【なぜ私はこの仕事を続けているのか】5つの理由を述べ【原点にかえる】
先日、「どうして今の仕事を続けているんですか?どんなところにやりがいを感じていますか?」という質問を受けました。
とても良い質問をしてもらえたなと思いました。
普段は患者対応をしたり、数字と睨めっこをしたり、SNSの更新も欠かせません。
忙しい日々に追われていると、つい初心を忘れがちです。
そんな状況で、初心を思い出させてくれる質問をいただけたことは、大変ありがたい。
というわけで、私が今の仕事を続けている理由を5つ紹介します。
初心を忘れている方、ぜひ原点に立ち返ってみてください。
本題に入る前に、まずは私の自己紹介をさせていただきます。
京都市内で癒しマッサージ鍼灸院を運営。
では、本題へ進みましょう。
①感謝される
患者さん(お客さん)からは、圧倒的に「ありがとう」と言われることが多いです。
私はこの業界に入り、フィットネスクラブで働いていた時期も含めて、同じ職種を17年続けています。
その経験の中で、クレーム(感謝の意を含まない言葉)を受けたのは、思い返しても20回もないのではないかと思います。
(サイレントクレーマーはたくさんいたでしょうが笑)
そのため、感謝されることが私にとっての喜びであり、クレームを受けるストレスが少ないことが、この仕事を続けられる大きな理由だと考えています。
②自分の努力(勉強)したことの結果がすぐに目に見える
例えば、腰痛の患者さんに施術をした場合、一瞬で変化が現れることもあります。
(これは一例であり、人間の体はそんなに簡単ではありません。)
極端な例ですが、患者さんが来院する1時間前に勉強したことを実践したら、大きな良い変化が出ることもあります。
(これは調理師、美容師、ネイリストなども似たところがありますね。)
以前、建築関係の友人に「お前の仕事はいいよな。お客さんが喜んでいるか、不満に思っているかすぐに分かるから。俺の場合、家を建てて現場を離れたら、住んでいる人が満足しているかなんて分からない。」と言われました。
その言葉を聞いて、確かにそうだなと思いました。
このように、自分が学んだことが結果としてすぐに反映されやすいことが、仕事を続けられる理由の一つだと考えます。
③患者さんの人生の一部によりそうことができる
大袈裟に思われるかもしれませんが、これが今の私にとって最も大きな遣り甲斐かもしれません。
患者さんの訴える症状には、腰痛、肩こり、頭痛、膝の痛み、手足のしびれなどがあります。
これらの症状の要因の一つに、精神的な影響が大きく関わっています。
患者さんの話に寄り添い、適切な言葉をかけると、涙を流される方もいます。
また、
「先生の言葉に励まされて、仕事を続けられた」
「悩みを打ち明け、考えが整理できたおかげで転職活動を始められた」
「ここに来て体と心の状態を整えてもらえるから、安心して仕事ができる」
などの言葉をいただけるのは、とても嬉しいです。
心の通った対話は、確実にひとりひとりの人生を豊かにすると思います。
④ほかにできる仕事がない
「独立して、お客さんからお金をいただいて食べていける仕事」がない、という解釈でお願いします。
仕事を選ばなければ、いくらでもあるのでしょうが、一度独立するうまみを知ってしまったので、今から勤務に戻りたいとは思いません。
これまで、アルバイトを含めて20回以上の転職を経験してきましたが、この仕事が一番楽しいです。
とはいえ、世間から求められず廃業する可能性も視野に入れています。(廃業したら、この仕事はしません…)
まあ、廃業しなくて済むように必死で経営します。
⑤利益を出しやすく、損益計算をしやすい
院を1人で運営しているので、人件費がかかりません。
また、保険を使わずに施術をしているため、1日に来院される患者さんの数もすくないです。
そのため、電気治療器の費用もかからないし、トイレットペーパー、フェイスペーパー等の消耗品費もたかが知れています。
1番の仕入れは鍼灸用品ですが、飲食店、小売業、高級品を扱うアパレル産業に比べるとかわいいモノです。
したがって支出が少ないので、売上が少なくても利益を出して長くやっていける(はず…)のが魅力的です。
最後に
以上が、私がこの仕事を続けている理由です。
良いことばかり書いていると信じられないかもしれないので、後半は経営的な内容にしました。
今だからこそ、こうして考えをまとめて発信できますが、20代中ごろは毎日転職を考えていましたし、開業後1年は不安でいっぱいでした。
(ストレスで院内で目が回って転んだこともあり、トイレで吐いた日もあります。「なんて俺は情けない、このままで良いわけないやろ!」と自分を奮い立たせて頑張りましたが、まあ辛かったですね笑)
なんとかあがき、小さな努力を積み重ねていけば結果が出ることもあります。
今苦しんでいる人やあがいている人には、後悔しないように努力を続けてほしいと願っています。
(自分が辛い経験をしたからこそ、お店を繁盛させたり、お客さんに喜んでもらったりと努力されている方を大好きになりました)
最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。
Xでも健康に関することや鍼灸マッサージについて、発信をしているのでご覧いただけると幸いです。
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