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【ストレスに負けない心と体】自律神経を整える方法を紹介します


自律神経は、

  • 血圧

  • 体温

  • 脈拍

  • 感情

などを、無意識に調整する神経です。
大きく交感神経と副交感神経の2つに分けられ、交感神経が心身の活動を活発にし、副交感神経が心身の活動をリラックスさせる役割をしています。

※自律神経の働き、東洋医学(鍼灸・マッサージ)でできることについては、こちらの記事にまとめてます。

ストレス社会といわれて長い日本ですが、自律神経のバランスが乱れる「自律神経失調症」が増えています。
自律神経失調症は、腰痛、肩こり、頭痛などの身体的な症状だけでなく、精神的な症状も引き起こします。

すいません、自己紹介が遅れました。
私のプロフィールです⇩

現在、京都で鍼灸・マッサージ院を運営しています。

では、話を進めてまいります。

自律神経失調症が引き起こす精神的な症状

  • 不安感・抑うつ気分:交感神経が優位になり、常に緊張状態が続くことで、不安感や抑うつ気分が現れます。

  • イライラ・怒り:交感神経が過剰に活動することで、些細なことでイライラしたり、怒りっぽくなったりします。

  • 集中力の低下:脳への血流が滞り、思考がまとまらず、集中力が低下します。

  • 睡眠障害:副交感神経がうまく働かず、寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めたり、朝早く目が覚めてしまうなどの睡眠障害が現れます。

    ※睡眠の重要性や睡眠の質を高める方法は、こちらの記事にまとめています。


  • パニック障害:突然、強い動悸や息切れ、めまいなどの症状が現れるパニック障害を発症するケースもあります。

※パニック障害(パニック発作)については、こちらに詳しくまとめられています。

自律神経を整える方法

自律神経失調症の症状を改善するには、自律神経のバランスを整えることが重要です。
以下、4つの方法をご紹介します。

1. 規則正しい生活習慣

  • 十分な睡眠:質の高い睡眠は、自律神経のバランスを整えるために欠かせません。
    ※睡眠の質が低下しやすい行動を取らないことが、良い睡眠を得るために重要です。

  • バランスのとれた食事:栄養素が偏らないように、お肉・魚・野菜・果物・豆類などをバランスよく食べ女ましょう。

  • 適度な運動:散歩、自宅で出来る体操や軽い筋力トレーニングなどがおすすめです。

以下の記事に運動を続けるためのコツ、手軽にできる運動方法をまとめてあります。

  • ストレス解消:趣味に打ち込んだり、関心のあることに触れたりするのが良いと思います。

2. 心と体をリラックスさせる

  • 深呼吸:横になっているとき、じっと座っているときなどに、大きく息を吸って、吸った息を吐きましょう。

  • お風呂に入り、全身をあたためる:40℃前後のお湯に20分ほどつかり、全身の血行を良くするのがお勧めです。

  • マッサージ:ツボをほぐすことで、自律神経のバランスを整えることが可能です。
    以下に、自律神経を整えるのにお勧めのツボを紹介します。

ツボを刺激する際のポイントはこちらです⇩

3. 生活環境の改善

  • 寝室の環境:寝室は暗く静かな環境を整えましょう。

  • 仕事環境:デスク周りの整理整頓や、適度な休憩を心がけるのがお勧めです。

  • 人間関係:話しをすると気をつかい過ぎたり、苦手と感じたりする人とは距離を置く方が良いでしょう。

4. 専門医への相談

以上の方法を試しても症状が改善されない場合は、心療内科や神経内科などの専門医を受診されるのも、1つの選択肢です。

まとめ

自律神経と精神的な症状は密接に関係しています。
ストレス社会の現代において、自律神経のバランスを崩しやすい環境に私たちは置かれています。

今回、御紹介させていただいた内容で、できることから始めてみましょう。

Xでも健康に関することや鍼灸マッサージについて、発信をしているのでご覧いただけると幸いです。


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