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新時代に、私達はどう生き・働くか

みなさん、こんにちは!

家族全員が風邪を引いてしまい、ステイホームだったので久しぶりに徹底して経営者として必要な勉強をしました。

グローバル経済、今の日本経済現状、
今後5~10年の未来予測、
戦争から、地震や災害のリスク、
生成AI、テクノロジーの進化など数多くの情報収集しながら、
このままではいけない!自分に出来ることは何か。という思いが湧いてきました。

ここから、3.11やコロナを超える大きな変化が幾つも起きる可能性が非常に高くなっています。

そしてこれまで通りのことを続けていっても、日本の未来はないことだけは、あらゆる事実データから分かります。

それに対して、私も私達もどれだけ真剣に考えて準備・対応しているだろうか?

自分自身、改めて目覚める時では?!
私達、一人ひとりが

企業経営者も
働く一人ひとりも
日本国民が、改めて今置かれている現実に目を向けて、未来に備え変化していく必要がある時では?!と思いブログで発信しよう!と思いたちました。

題名を「新時代に、私達はどう生き・働くか」というテーマにしました。
まずは、これまで~今~これからの時代感を共有しながら、最後に私なりの未来構想をお伝えしていきます。


1.再認識:日本の現状の課題認識

なぜ、新時代と言えるのか。

ここから、何をもって私は新時代だといっているのか、自分なりに重要だと思っている時代の変化、日本の現状や課題の中で私が重要だと思っている
10個の、大きな地殻変動を起こす変化要因を箇条書きで書きます。

  1. 日本社会は超少子高齢化社会の構造。
    生産年齢人口の減少。世界でも事例のない人口減少社会でどのような国家構想で進んでいくのか。ある意味日本が今後先進国のロールモデルの存在になっていくか、衰退していくかの岐路に立たされている

  2. 現在の日本のGDP3位だが、日本の一人当たり生産性は
    経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中19位。 
     世界のGDPシェアは18%(1994年)→4%(2022年)
    GDPが全ての指標ではないが、経済的豊かさと国力、幸福度は比例している。失われた30年は、旧体質の日本の構造の限界を象徴している。

  3. 第四次産業革命時代。 Society5.0時代
    AI,5G,Iot,クラウドによるデジタル・ディスラプション
    破壊的イノベーションによる既存産業・事業の破壊と再創造。
    日本のお家芸であった、金融、製造業、自動車産業含め全ての産業・業態がAI、テクノロジーによって、塗り替えられていく時代。

世界の時価総額トップ企業も日本の金融からGAFM含めたビックテック企業へ

シンギュラリティ 2045年には人間の知能の100億倍の人工知能と
言われてきたが、この2023年がシンギュラリティ元年かもしれない!
ソフトバンク2023 孫さんの生成AI、AGIの動画は一見の価値あり


4.脱炭素、GXが最重要時代。今までの経済活動指数からGX指数が重要に
  金融資本主義偏重の社会から、地球規模でみた最適なエコシステムを
  構築していくビジネスモデルへ。
  ここから、宇宙、ロボット、バイオ、新エネルギーが新たな産業になっ
  ていくが、新たなビジネスエコシステムを築くのに遅れている日本。

5.世界は戦争・対立構造。ロシア・ウクライナ戦争550日超え。
  まさかのイスラエルも大規模テロからの戦争状態に。

  台湾有事リスクは高まり、第三次世界大戦の最悪シナリオあり得るか。

  日本は世界で一番サイバー攻撃にあっている(2022年IBM報告書)
  情報通信研究機構(NICT)の調査によると、サイバー攻撃に関連する
  通信が10年間で66倍も増加し、2021年の1年間で5,180億パケットに
  達しましている。
  そんな中でも、正しいサイバーセキュリティ対策と、事後対策の準備
  不足から、年間被害総額は320億円をこえる被害を受けている。

 攻撃してきているのは、中国、ロシア、イスラエル、北朝鮮等で、
 まさにサイバー空間で戦争、テロが繰り広げられている。

6.事業承継問題 2025年の崖。現在の中小企業400万人の中小企業経営の 
  内70歳以上経営者が245万人、そのうち125万人は後継者不在で廃業。

  経済損失22兆円の見込。
  私も事業承継者として、体験してきたから分かるが、数多くの障害、
  葛藤、問題を超えていかなければならない。またただ親父の後を継ぐ。  
  みたいな会社は時代の変化に淘汰されてしまうと思う。
      アトツギも起業家精神と温故知新・不易流行の両面の精神で新たな企業
  へと生まれ変わっていく必要がある。

 今、時流の変化に対応できない企業が次々に倒産、廃業してきている。

7.DX 2025年の崖。レガシーシステム。それに携わる人財流出に伴う
  経済損失。12兆円。IT、DX,サイバー人財不足は43万人以上不足。

  ほとんどの中堅中小企業にはIT専任担当はいなく、「どしたらいいかわ 
  からない」「社員がITを使わない」「IT導入すると反発が起きる」とDX  
  の重要性分かっていても、昔のシステム・環境から変われず延命措置を  
  している企業・自治体が非常に多い。

8.働く意欲・働く幸せが低く、自己啓発しない国民性

・日本は「仕事への熱意」が世界最低クラス
・働く幸せを感じる人の割合、18か国中、最下位
・会社以外での学習や自己啓発を最もやらない国(勉強しない国民性)

私個人的にはこの日本社会の「働く」というマインドを根本から変えないと、経営者側も、働く人も不幸の道を進んでしまうと思っている。

9.自然災害、地震リスクの増大。今後益々自然災害は増える。
  首都圏直下型大震災は30年以内に70~80%の確率で起き、
  東日本大震災を超える被害、経済損失が出る恐れ。


  日本全土のインフラの老朽化を修繕・補強できるお金も人もない。
  首都圏一極集中リスクと、過疎地の弱体と衰退の二極化となる。

10.円安、物価高 /株高・不動産高騰の実体経済と金融経済のねじれ
   他国と比べ円の価値が低く、安いから、今のうちに日本株と都内・
   地方の不動産を買い漁っていく外国資本の流れ。
   株価あがっても、日本人のほとんどは豊かさを実感できない構図

ここまで記載した情報はあくまで、私が重要だと思っているトップ10のイシューですが、これを見ただけでも、もう今まで通りの経営・働き方で通用するとは思えないです。

その他にも介護、福祉。社会保障。エネルギー問題。政治、格差、数多くの問題を抱えているわけですが、どうしたらいいかを自分なりに考えてきたことを書きたいと思います。

2.希望の光:未来への切り開く道

これまでの歴史を紐解けば、日本は数多くの試練を先人たちが乗り越えてきてくれました。

・和を持って貴し。美しい日本の国、心を育んでくれた先人
・人としてどう在るか。それを追求し仏教や武士道を残してくれた先人
・幕末の志士、明治維新から富国強兵・近代日本を築いてくれた先人
・若くして、お国の為に命を捧げられた先人
・戦後の焼け野原の中で、決してあきらめずに高度経済成長築いた先人
・3.11や数多くの自然災害、困難から復興してきてくれた先人

日本には数多くの試練に立ち向かい、それを乗り越えてきてくれた先人たちがいて、今の私達が生きて、働けていることに誇りをもちます。

私自身、数多くの師匠、恩人、同志、大切な家族やメンバー方々との出会いによって導かれました。

僭越ながら、私自身も事業承継を決意しながら数多くの試練・困難ありましたが乗り越え、良くなってこれました。

3.11の津波の影響から、既存事業の衰退、社内の時流適合・変化対応できない体質、様々な問題がありました。

約10年の事業承継の道のりを振り返り、未来を切り開いていく上で何が大切だろうか?と改めて考えました。

大きく2つに分ければ、
①学び続け・行動検証し・アップデートし続ける体質になること
②デジタル活用を前提とした働き方・経営にアップデートし続けること

この2つが、現代の「論語と算盤」ではないかと思っています。

私達は、改めて過去の先人達への感謝を胸に、
厳しい現実に目を向けながらも、必ず良くなれる!と信じ
これからこの新時代を自分達が再構築していく気概を持っていくことが、
一人ひとりに求められていると思います。

そして、一人では成し遂げられない想いも、共に力を合わせれば変わることが出来る!と信じています。
日本人が大切にしてきた「和を持って貴し」共に力を合わせて進めば、日本は変われる!もっと良くなれる!可能性をまだまだ沢山持っていると信じています!

3.警鐘:経営者も働く人も不幸の道を歩んでないか

そんな状況の日本で、私は強い危機感を感じることがあります。
大きく3つの根本的課題があるかと思っています。

1.目的を見失った末路
2.「他責」政治が悪い、経営者が悪い、社員が悪いと他責・他人事の風潮
  そこから生まれる協力関係でなく、対立関係か、他人事で関係を断絶
3.AIやDXへの感度の低さ。このままでは日本企業は衰退しかない。

1.目的を見失った、判断の末路
ビックモーターの売上至上主義による、人々を不幸にしながら売上・お金を追求した末路としての大きな代償。
・経営の目的を見失い、誰も幸せにならない経営を突き進む
・なんのために、戦争しかけるのか。自国の正しさを追求し続け、相手国を責め、攻撃する社会構造。
・就職することが目的になって、入社して1,2年で理想と違う。自分のやりたいことと違うといって転職を簡単に繰り返していく方。

改めて、日本も今どこに向かっているのか分からないですし、
恐らく国民の大半の方も無目的で、目先のことに囚われて生き・働き・色々なジャンク情報に反応して生きている様に見えてしまいます。

日本人としても
経営者としても
一働く人として
「誰のために、何のために、なぜ日本国を守り、繁栄させていく必要があるのか」を常に目的を考え、本質をつかんでいく必要があると思っています。

2.「他責」政治が悪い、経営者が悪い、社員が悪いと他責・他人事の風潮
  そこから生まれる協力関係でなく、対立関係か、他人事で関係を断絶。

この「他責」と「他人事」のマインドを根本から変えていく必要があると思っています。決してその人の考えを否定し変えようとする訳ではありませんが、その考え方からでは、創造的な事・生産的な事は生まれてこないと思っています。

全て、私から始まる。 私が源になり、家族、社員、お客様、パートナー、ご縁ある方々、地域社会、日本、世界により良い貢献をしていこう!という考え方・志が改めてもって、一人では成し遂げられない想いも、同志の方と「共に」協力し合って、支えあって実現していこう!
というマインドがやはり重要だと思っています。

3.AIやDXへの感度の低さ。このままでは日本企業は衰退しかない。
AIやDXの重要性は、上記した外部環境を知れば、誰しも重要性は分かると思います。そんな中でも、AIやDXに対しての意識の低さ、情報は収集しても行動に移す方が、全体の5%~15%程度です。

私はあらゆる問題の根源は、この3つにあると仮定しています。
その他にも根本問題は沢山あるかもしれません。
是非、皆さんの意見や考えも聞かせて欲しいと思っています。

私は常にこの3つを反転させより良き方向に導く経営を、働きかけをしてきました。
1.常に目的を明確に定め、目的に生き・働いていく
2.責任 自分が源で、生き・働いていく
3.AI、DXに常に好奇心を持って挑戦し、トライ&エラーを恐れずWPDCAを積み重ねていく。
そしてDXで根底から働き方も経営体質も変えてきました。

おかげで、人生も経営も非常に良くなれました!

ただ、それで満足してはならないと思って、このブログを書きました。
自分が良くなれた!変われたのであれば、その価値を縁ある人に伝え、導いていくことが、私達の役割だと思っています。

4.新時代、私達はどう生き・働くか。

今日本人一人ひとりに、「これから、私達はどう生き・働いていくか」
問われていると思っています。

そう簡単なテーマではないですが、しっかりと今の新しい時流変化に目を向けて、時流に適合し、変化対応していくことが大切だと思っています。

ではどうやって、時流適合・変化対応していけばいいのでしょうか?
私は3つあると思っています。

①可能性を信じる。人も、企業も、日本も必ず良くなれる!
②学び続け・行動検証し・アップデートし続ける体質になること
③デジタル活用を前提とした働き方・経営にアップデートし続けること

私達、一人ひとりに内在する可能性を信じ
企業に内在する可能性を信じ、
日本の素晴らしさ、可能性を信じていくことが大切だと思っています。

常にアップデートし続けられる体質に自分も、一人一人の社員も、組織も導いていくことに道があると思って実行してきました。

より具体的にすると、
1.良質な情報に触れ続け、自己成長・変革を求める心。姿勢。
2.ビューティフルステート。感謝と愛を土台に平安な心の状態。
3.失敗を恐れず挑戦する姿勢と、非効果的なことはやめる勇気と決断力。
4.デジタル・クラウド・生成AI活用を前提に経営をリデザインする設計力
5.目的目標を定め、高速でPDCAを回し続ける。徹底と継続力。
6.家族、社員、お客様、パートナー、ご縁ある方々と良好な人間関係
7.経営理念のお客様満足、社員幸福、会社繁栄を社会に貢献すること。
 共に働くを幸せに。何が最適か?を考えれば、判断・選択間違えない。

この7つを特に意識してやってきたから、良くなれたと思っています。

ただ、残念なことに、こういったノウハウをお伝えしても
それを素直に学び実行する方は、5~20%くらいの方で、ほとんどの方が
自分自身の考え方と行動を変えない人があまりにも多いと感じています。

私は決して相手を変えようとしてこのメッセージしている訳ではないです。
どう考えても、今までの意識や考え方。今までの働き方では日本社会、日本企業は立ち行かないことを改めて、認識する必要があると思うのです。

なので、私自身 DXやAI、企業変革、業態転換、事業承継の話を数多くプレゼンしてきました。

ただ、やはり素直に学び実行する方は、5~20%くらいの方で、ほとんどの方が自分自身の考え方と行動を変えないのが現実だと感じています。

それが現実だったとしても、発信し行動しなければ何も変わらないと思っています。だから、私自身改めて発信し行動し続けようと心に決意し、このブログを書きました。

そして、私だけの力では、このメッセージを伝えきれない・導けないとも思っています。だから仲間が必要です。だから私達は共に働く仲間を求めています!

このブログを読んで共感してくれた方がいれば、共に働きましょう!
この想いに共感してくれた方と協力し合い、お互いに高めあえれば、私は年輪の如く拡張していけると信じています。共に志高く、希望を持って働きましょう!

最後に、ここまで読んでくれた皆さま、ありがとうございます!
このブログを通じて、改めて私の志の中核は「DXで、共に働くを幸せに」
ここに行きつく。この道こそ、これから幸せで豊かな道だと思っています。

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