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8つの意識レベルと、5つの組織レベル

今日は12月6日の深夜です!
前日は、W杯 日本対クロアチア戦を優先したため、
DWDのDay3と4を合せて、自分の学びをまとめよう
と書いていると、8つの意識レベルや
ティール組織について書き綴っていました(笑)

そこで、今回はスパイラルダイナミックス&ティール組織について
この1年学習と体験から来る持論を書きたいと思います。

人間には8つの意識レベルがある。

DWD Day3は「発見の日」です。
目には見えない世界を理解していく1日でした。
それは一人ひとりには「意識レベル」があり、
それに気づきコミュニケーションや組織形成出来るか、
それに気づかずコミュニケーションするかでは雲泥の違いを生みます。

そんなワークを行いながらそれぞれの意識レベルの
違いから生まれる、全く異なった価値観体系を深く学んでいきました。

それが、グレイブス博士が提唱した
スパイラル・ダイナミクス理論」です。

ティール組織」の原型となった理論であり、
この多様化・複雑化した人間社会を理解するうえで、
必須の知識だと思います。

参考URL

ここで、詳しく8つの意識レベルを書くのは控えて、
この知識を前提に、どの様な解釈・意味づけが出来るのかを
私なりに整理したいと思います。

8つの意識/ティール組織をどう捉え活用するか

・人類の進化発展と共に、意識レベルが向上してきた
・人は、下から1段ずつしか段階を追ってその意識レベルに到達できない
 例えばブルーの人が一気にグリーンには行けない。
 一度オレンジの次元上昇してからグリーンとなる。
・一人ひとりのライフステージ、状況によって意識レベルは異なる。
・ほとんどの方が、そもそもこの意識レベルに気づいていない。
・違う意識レベルの方と理解し合わずにコミュニケーションとると
 それぞれの主義主張がぶつかり、対立・葛藤を生む。
・上のターコイズ、イエローが絶対に素晴らしい・良い
 下のレッド、パープルが悪という訳ではないが、
 あらゆる直面する問題は、自分自身の「意識レベル」を上げないと
 解決出来ない事に直面する。

 ここからは、私なりの気付き・発見!
「試練、困難、苦しみ、大きな問題」
 ここに直面し挫折し、もがき苦しんだ時が、意識レベルが
 ブレイクスルーしている瞬間・恩恵
だと気付いた。

・父や学校のルールに従って、檻の中で生きていく感覚に
 反発・反骨心で「強くなりたい」と思いレスリングをはじめ
 強くなることに青春の全てを捧げた10代
 パープル⇒レッドへ

・大学レスリングで挫折、大怪我し、就職活動し
 入校した銀行。毎日毎日銀行のマニュアル、ルールを学び
 試験勉強をして、銀行の規律にそって働いた時期。
 レッド⇒ブルー

・うつ病になり、3.11で自分の使命に目覚めた。
 事業承継を決意し、グロービス経営大学院に挑戦し
 日中働き、夜と週末勉強と授業。
 2014年に会社に戻ってきてから、会社を立て直す。
 その決意の下、徹底的にアップデート&仕事した日々。
 戦略を考え続け、目標達成に拘り続けた日々
 ブルー⇒オレンジへ

・2016年に入院した際に、社員誰一人見舞いに来てもらえなかった
 体験から、自分は「何のために働いているのか」分からなくなった。
 「誰のために、何の為に、なぜ働くのか?」を問い続ける中で、
 アチーブメントと出会い、目的の大切さ。人間関係の大切さに目覚める。

 家族、社員、お客様、パートナー、ご縁ある方々と共に幸せになる為だ。
 という人生・経営の目的が内側からこみ上げ、選択理論を土台に
 まず自己変革を徹底し、少しずつ一人ひとりの幸せに貢献する喜び。に
 意識レベルが向上していった。
 オレンジ⇒グリーン この両立のゾーンに

・2019年前後、松下幸之助さん、稲盛和夫さんの本を読んでいると
 必ず出てくる「宇宙の法則」「宇宙の導き」そういったスピリチュアルな
 インスピレーションの世界にとても興味を持ち始め、真の仏教と出会う。

 ここで、自分が見ている世界の、はるか大きな世界や因果の世界があることを知る。そして、そういった目には見えないけど、この世を形成している偉大なる力。そういった世界にとても興味を持ち始める。
グリーン⇒イエロー

・2022年事業承継を通じ、代表就任後にいくつかのショッキングな出来事に
 遭遇した時に、自分のロジック・マインドでは、解決出来ないと思った。
 そこで、出会ったのが、「瞑想や祈り」の世界。スピリットの世界。

ロジック・マインドだけではない世界がある。
「スピリット」の世界だ。否、スピリットが全てを創造している。

 実は、経営者やトップに立つ方は、真我、愛の源の存在になることが
 本当に重要だと思い、今年はその能力をずっと開発してきた気がする。
 まだまだ小僧レベルで、修行1年目だが、人が一生かけて追及する
 価値ある世界・これからの時代最も重要だと思っている。
イエロー⇒ターコイズ

自分人生を振り返った時に、「試練、問題」が次なるステージの
ご縁・学び・情報・体験と出会い・変革に導いてくれた
のだと思った。

どの意識、どの組織形態がいいのか?

この問いは、この1~2年ずっと自分の中で追求してきた。
そこで、自分なりの答えが見えた。
それは、時間帯と場面で自分の「儀式」を取り入れ、
そのゾーンを自ら創り上げていけばいいのだ。

朝目覚めたら、瞑想・祈りを捧げる。
神聖な時間に出来るだけ、神の導きとつながる
神秘的なエネルギーを体内に循環させ
ビューティフルステート状態をしっかりと形成させる。
これは、どんなに忙しくても必ずやる習慣。
ターコイズ状態

1日の目標・計画を戦略的に逆算して設計する。
経営の課題、創造も出来るだけ朝一で設計する。
日中の問題解決・組織の目的目標達成に情熱を注ぐ。
オレンジ状態

家族・メンバー・お客様と関わる時は、
感謝と愛と尊重を意識、選択理論の関わりを土台に
良好な人間関係に、自分から進んで関わる。
グリーンな状態。

考え方、価値観が違う人・組織同士で対立していたり、
今の考えで解決できない時は、出来るだけ
ロジックで考えるのではなく、インスピレーションの
導きを待つ様にしている。私の場合は仏壇に手を合わせ
「亡き、創業者との対話」や「瞑想」通じて、
導きからは、常に四方良しとなる次なる解決策や
ブレイクスルーが見えてくる。
イエローな状態。

理想はこんなカタチで使い分ける事だと思った。
一方で気をつけなければならないのは、
ステート(状態)が低く、悪くなると、
イライラして、ブルーやレッドに落ちてしまう時がある。

また、課題山積み・タスクを入れすぎて、
アップアップしてしまうと一気にベージュまで落ちてしまう事もある。
だからこそ、ステートが土台だと思った。

組織のカタチも、ティール組織が絶対にいいとは思わない。

やはり営利組織・経営なので、オレンジの戦略思考・目標達成思考は
私は絶対に必要だと思っている。

ある方は「力のオレンジでの目標達成はよくない」と言っていたが、
これは本当に経営したことない人がいう戯言だと思う。
経営には、稲盛さんも言っていたように、真剣勝負が何度もある。
この真剣勝負は、自分の意識を研ぎ澄ませ、目的目標達成に
エネルギーを集中しなければ、経済的豊かさは作れない。

ただ、それだけでは、本来の目的は達成できない。
お客様満足、社員幸福、会社繁栄、社会貢献の四方良しには、
グリーンの「人間関係・思いやり」と「利他の心」は不可欠だ。
この両輪、この好循環に導くには人格の向上が必要だ。
この両輪が回り始める人財が増えると企業は大きく成長する。

しかし、これだけでも今の時代だと、衰退・滅びる恐れがある。
それは、VUCA時代に、今までのビジネスモデル・思考レベルで
解決出来ない課題が山積みだったり、後々時代遅れになりかねない。

テクノロジーの進化はすさまじいスピードで、
私たちに恩恵と、破壊的イノベーションを数多く起こすことになる。
ここから、凄まじい勢いで、倒産する企業が増えるだろう。
これはテクノロジーの進化発展出来ない企業は淘汰される時代だ。

また、多様な考え・人を包容するインクルージョン・ダイバーシティ
SDGS,ウェルビーイングが企業が社会から求められている。

そこで、自律分散型組織 ティール組織が変化対応する組織形態
として求められている。

※ティール組織について分かりやすく説明している記事↓

ティール組織を目指すチェックポイントは組織構成する
一人ひとりの意識が、グリーン以上のイエロー、ターコイズレベル
まで引きあがっているのか。だと思っている。

せめて、オレンジ×グリーンの意識レベルでないと、
ティールの様な自律分散型組織は、本来の目的を達成できない。

ティール組織の大前提となる構成3要素が
①共通のパーパス。「なぜ、この企業・存在するのか」
②ホールネス「相互の違いを包容しあい、否定批判のない関係」
③セルフマネジメント
この3つは、構成するメンバー全員が持ち合わせて
いなければ成り立たない。

このレベルの意識レベルまで経営者含めて、社員の皆さんも
次元上昇できるているか。ここは取組む前のチェックポイントだと思う。

とはいえ、このVUCA時代には多様な考え、変化対応できる組織
アジャイル型で圧倒的スピードで新たな付加価値を創造を生み出す事が
求められている中で、ティール組織は有効だと思う。

人の意識レベルとティール組織とDXの関係性

DXもデジタル技術を活用した企業変革であり、根源は変革し続ける
人財・組織文化醸成が最も重要な事だ。

私はDXの最大重要な要素はJX「自分トランスフォーメーション」
自己変革し続ける・アップデートし続ける体質・状態
最も大切で
JX通じて、EX「従業員満足度変革」
EX通じて、CX「顧客満足度変革」
このJX、EX、CXを実現するのが、最新ITを活用したデジタル企業変革
DXだと思っている。
ただ、DXが目的ではない。
真の目的は、SX(社会トランスフォーメーション)
自分から変わり、企業が変わり、少しでも社会に肯定的な影響力
貢献が出来ることで、1ミリでも社会がより良い方向に行く事を願い
追求していく事が、DXを追求していく意義だと思っている。

その前提として、やはり「人が育つ環境、教育」が企業には必要で、
それはIT知識・スキルだけでなく、マインド面も重要だ。
さらにマインドを超えた、より高次な意識レベルがある事を相互理解
し共に高め合える人財が必要となってくると思っている。

なので、これからのVUCA・新時代経営には、
より高次な意識レベルを探求していく経営、風土
高い意識レベル人財が、社内社外共創型のアジャイル型×ティール組織
高速にPDCA回し、より良いイノベーションを生み続けられる状態
いかに創造と変革していくかが、これから必要だと確信している。

そしてオレンジ型の「長時間働き、売上最大化」ではなく
デジタル技術をフル活用する事で、
より少ない人・時間で、より高いパフォーマンスを発揮し、
全ての人がより、豊かな時間を過ごせる働き方が求められると思っている。

そういった意味で「インテグラル理論」など、より高次な思考を
インストール・アップデート
する事で、成長・発展していくと感じる。

これからの新時代の経営者には、自らこの領域にあくなき挑戦と進化を
しつづけながら、多様な意識レベル・価値観の人を包容し導けるだけの
智恵と器が必要だと、改めて感じました。

あ、、、、、、、、、、
DWDの本質的な気付き学びとかなりずれて、書いてしまいました。

次回は、この100倍以上深い学び・気付きのDWDの学びを
書いていきたいと思います!





 
 


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