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心の疲労に気付いていますか?

心も疲労する

いくら寝てもいつも疲れている。
特定の場所や人に会うときだけ気持ちが乗らない。
息苦しさを最近よく感じている。


長時間働いたり、きついトレーニングをした後に体の疲労を感じることは誰しも経験したことがあると思います。

しかし心も疲労すると聞いたら、どうですか?


最初に挙げたような状態が少しでも当てはまる方は、
もしかしたら「心の疲労」があるかもしれません。


心の疲労がたまって溢れ出してしまうと、
うつ病、自律神経失調症、不定愁訴などのいわゆる「病気」として診断されます。

そこまでいかなくても頭痛やめまい、常に眠気があるなどといった不調の症状として表れることも多いのが特徴です。

心の疲労は、症状が出るまでに許容できるストレス量の個人差がかなり大きいです。

つまり、自分は大丈夫だったんだからあなたも大丈夫だよ、とは言い切れないことに注意が必要です。


しかし症状が出るまでの許容量が多いからいいというわけでもなく、
すぐにあふれてしまう人はため込まずにすむことも多いです。


逆にストレスに強い人ほど症状が出るほど追い込まれてしまったときは、
回復するまでにより長い時間が必要となります。


あなたの疲れは、どこから?

どこかの風邪薬のようなタイトルですが(笑)、
自分の疲労が単純な体の疲労なのか、心の疲労なのかを知ることはとても重要です。


なぜなら、体の疲労と心の疲労とでは回復する方法が異なるからです。


体の疲労であれば、しっかり栄養をとって睡眠時間を確保できれば回復します。

しかし、心の疲労は休むだけでは回復しません。

それでは、どうやって体の疲労と心の疲労を見分ければよいでしょうか。


明確な基準があるわけではありませんが、いくつかのポイントをお伝えします。


・休日に睡眠をしっかりとれたにもかかわらず、疲れが取れない
・特定の場所や人に会った後(もしくは会っているとき)に疲労感が強い
・常に心が落ち着かず、ソワソワする
・呼吸が浅いまま深呼吸できない
・モチベーションがあったことすら、やりたくないと感じる


このような傾向がある人は、心に疲労がたまっているかもしれません。


心に疲労がたまっているかもしれないな、と思ったらどうすればよいでしょうか。


心の疲労には心を休めてあげよう

心の疲労は、ただ睡眠をとるだけでは回復しないことも多いです。


回復させるためには、自分に合った方法で疲れた心を休めること。


疲れた心の休め方は人それぞれ違いますが、自分が熱中できたり、本当に楽しみながらできることに時間を使うことが大切です。


好きな音楽を聴いたり、スポーツをしたり、ショッピングをしたり、美味しいものを食べたり、好きな人に会ったり。

心が疲れてくると自律神経、内分泌系(ホルモン)、免疫などの観点から心身に異常が現れ始めます。


逆に好きなことをしているときは、自律神経のバランスがとれたり、免疫力が向上したりすると言われています。


思いっきり遊んだ後、身体は疲れているのになんか元気になった経験は誰しもあると思います。

心が疲れているときほど、思いっきり遊んだりする時間やゆっくり過ごす時間を作れないものです。

まず「心が疲れている」ことに気付くことがとても重要です。


自覚できなければ、どんどんネガティブになり自分を責めてしまうことにもなりかねません。

しかし自覚さえできれば、対処することができます。


今回ご紹介した方法の他にも、身体に現れた症状をストレッチやマッサージで解決していくことも非常に有効です。

過去に疲労Noteとしてまとめてありますので、
こちらも合わせて読んでみてください。


疲れたな―というときは、身体だけじゃなく、
心の疲労にも気付いてあげてくださいね。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


理学療法士
JARTA認定スポーツトレーナー/NLPプラクティショナー
平山鷹也

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