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「選択している」という感覚が成長へつながる

「今」は自分の選択の結果

あなたは、今の状況に満足していますか?

人間関係、労働環境、給料、家族、恋愛などなど。
様々な面で「今」の自分に対してどのように感じているでしょうか。

毎日が忙しく過ぎていく中で、もっとこうだったらいいのに、
もっとこういうことがしたいのに、という想いが少しでもある方はぜひ最後までお読みください。

今回は、「今」の自分の環境は、「自分が選択してきた結果」であり、
この先もすべて「自分の選択次第」であるということについて書いてみます。

現状に不満がある、という方は、なぜ今の自分がそのような環境にいるのかを少し客観的な視点から考えてみてください。

その環境で働き続けているのはなぜ?
その職場を選んだのはなぜ?
その職業を選んだのはなぜ?

さらに深掘りしていけば、おそらくどこまでも過去にさかのぼって考えられるはずです。

そのように考えていくと、今の職業を選んだのも自分で、その職場を選んだのも自分であるはずです。

つまり、私やあなたの「今」はすべて自分の選択によって形成されているのです。

例えば職場を選ぶときは、
・給料が安定しているところがいい
・経験がたくさん積めるところがいい
・勤務時間が短いところがいい
などの観点から職場を選んだのではないでしょうか。

しかし現状に不満がある場合、
その基準を満たしていることに慣れてしまい、新たな欲求が出てきていることが多いです。

つまり、
・給料が安定しているところを選んだのに、昇給しないことに不満がある
・経験が積めるところを選んだのに、勤務時間が長いことに不満がある
・勤務時間が短いところを選んだのに、社内の雰囲気に不満がある
などのように不満が出てきます。

いずれの場合でも、すべて自分が選んだ状況になっていると気付くことが、
現状を変える第一歩です。

「やらされている」と「選んでやっている」の違い

そして、このような精神状況で仕事を続けていると大きな弊害が生じます。

それは、仕事のクオリティが下がってしまうことです。

心理学では内的動機づけ、外的動機づけと呼ばれるモチベーションの種類の違いによってパフォーマンスが変化すると言われています。

内的動機づけとは、いわゆる自発的な理由によるモチベーションです。
外的動機づけとは、給料のために、など外的な要因が理由となるモチベーションです。

外的動機づけは、短期的には良いパフォーマンスを発揮するのですが、継続することが難しいです。
一方で、内的動機づけは高いパフォーマンスを発揮し続けられると言われています。

つまり、給料のため、上司に言われたから、という外的動機づけで仕事をしている限り、長期的な視点で高いパフォーマンスを発揮することは難しいのです。

でも仕事だからしょうがない、と諦めるのではなく、先ほどの話に戻って少し考えてみましょう。

今の仕事も環境もすべてあなたが選択してきたことです。

だとすれば、同じ仕事をするにしても考え方1つで内的動機づけに変えることはできないでしょうか。


全ては選択できる

どんな理由があるにせよ、今の自分でいることを「選択」しているのはあなた自身です。

そして「選択している」という感覚があるだけで私たちは内的動機づけによるモチベーションで行動を起こすことができます。

職場を変えることも、
引っ越しをすることも、
職業を変えることも、
いつでもできます。

何も選択していない、という人は、
「しないという選択」をしているだけです。

それに気付けたら、次はどんな選択をしようか、
と考えることができるようになりますよ。

自分の人生を「選択している」感覚が大きくなるほど、
ワクワクした人生が待っています。

「今」はこれまでの人生の選択の集大成だから。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

理学療法士
JARTA認定スポーツトレーナー/NLPプラクティショナー
平山鷹也

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