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8. 高槻市の学童 何がダメなの? まとめ

この記事では、単純に、高槻市に住む1市民としての不満をまとめています。

ネガティブな内容を読むと気分が落ち込む方は読まないことをおススメします。


学童の基準を定めた高槻市の条例がダメ

大阪府内で国の基準を守らない条例を作っている市は高槻市だけです。

学童の1クラスあたりの子どもの人数の基準
の基準  = おおむね40人以下  
高槻市の基準= 60人までOK

学童の専有面積の基準
の基準  = 子ども1人 1.65㎡ までOK
高槻市の基準= 子ども1人 1㎡    までOK

このため、普通なら、おおむね40人の子どもに対して2人の資格持ち指導員がつくところ、高槻市では、60人の子どもに対して資格持ち指導員2人がつく場合が、珍しくありません。だから、、、

〇 おもちゃの数や種類が子どもの人数に対して十分ではなく、自由に遊べない。
〇 外遊びの制限時間が短く、外遊びで許されている遊びの種類も少なくなってしまう。
〇 お部屋時間のルールも「あれダメ、これダメ」と管理されるので子どもらしい自由な発想を試しながら楽しみ、成長していけない。


一例として、我が子が通う学童では、「折り紙は一日3枚まで」と決まっています。

子どもを良く知っている方なら、形としては学童に折り紙があるけれど、子どもの現実として「折り紙では遊べない現実になっている」ということがお分かり頂けるでしょう。
また、子どもを知らない方にとっては何が問題なのか分からないかもしれません。


子どもの脳は「神経が伸びること」で発達します。
神経は、自由と安心感の中で神経末端を伸ばしていけます。

高槻市の条例に基づいて運営される学童では、子ども達は自由や安心感を感じられず、「我慢しながら過ごす」ことになります。

こうして、子どもの不満が家庭内に充満し、我が子の通う学童では、親が、子どもを家に放置せざるを得ない現実も多く生まれているのです。
(子どもが「学童に行くよりは、家で一人の方がまし」と言うから。親は、子どもを一人にさせたくないけれど、他に方法がなく、子どもを家に放置せざるを得ない、という現実。)


学童問題は別にしても、子どもが3、4年生になれば確実になってくる働く親の家庭の現実です。

恐らく、我が家の未来も、これ・・・。


ところで、「なんで学童で子どもが我慢するのがいけないの?」「人生、多少の我慢は必要でしょ?」と思った方に、想像してほしいことがあります。

それは、小学校の授業で、子ども達はとても集中しなければいけないし、先生に怒られる恐怖があるので緊張した時間が続きます。
大人でいえば緊張感を持ちながら仕事をするようなもの。

で、仕事が終わって、「はぁ~終わった」と一息いれる間もなく「窮屈な満員電車に乗ったまま2、3時間を過ごし、
その後、家に帰宅したら、夕食、明日の準備、お風呂、就寝と、とベルトコンベヤーのような、緊張をゆるめる瞬間のない生活が続いたら、どうなるでしょうか?

そういうサラリーマン生活をしている人は多いでしょうけれども、大人でもしんどい、このような生活を子どもがしているところを想像してみてほしいのです。


「市民のニーズ」と「高槻市長の方針」に大きなギャップ

通っている学校で学童保育を希望する方も多い」から、「特別教室を活用できる方法の検討と情報収集をしてほしい」との要望が出ている

「公立学童に入れず民間学童を利用せざるを得ない場合に、余分に費用がかかることは疑問に思う。学童保育を利用する児童にとって民間学童の特色が必要であるか?」

という市民の声が議会で報告されているにも拘らず、


市長の学童の運営方針は
「学童保育については、民間学童保育室の設置を促進するなど、高学年児童の受入れ確保と待機児童の解消に努めます。 

 また、民間学童保育室に在籍する児童のいる低所得世帯への保育料支援制度を創設し、民間学童保育室を利用しやすい環境整備に取り組みます。」

と、市民の声を反映しない方針を打ち出している。


国の指針にも、市民のニーズにも反する市長の方針について「納得できる説明」がどこにも見当たらない。。。。。

見つけた人いたら、教えてね☆


ということで、次回の記事からは「これを改善していく糸口はどこにあるのか?」探っていきます。



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