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Kindle出版についてのつづき

こんにちは。高月香里です。

前回ふと思い立ちKindle出版についての記事を投稿しました。しかし、思いつきで書いた為か、あれも書いておくべきだったかも、ということが二三出てきましたのでそれらを書き留めておきたいと思います。

皆さんはご自身の名刺をお持ちでしょうか。

私は現在無職ですのでなんの肩書きもありませんし、勿論名刺なんていう物も持ち合わせておりません。

けれども過去に「異業種交流会」という会に参加したことがあります。聞いたこともない様々な職業がありますからいろんな人との交流をしてみたいと思ったからでした。

当然ながらそんな場では名刺が必要になります。名刺交換から話が始まるのですから。

そこで私は自分の名刺をパソコンで作成しました。肩書きは『Kindle作家』としました。名刺の表面には「Kindle作家 高月香里」の他、著書の表紙と、Amazonからの購入画面のURLを載せました。

ただの1度しか出版していないにも関わらず、名刺を差し出し自己紹介した際には皆さんそれなりの反応をしてくださいましたよ。

何が言いたいのかと申しますとそれは、出版するとそれは名刺代わりにもなりますし、他に立派な肩書きがおありでも、本を出版したことで更に興味を持っていただけることもあるということです。

(ちなみに晴山先生は下の写真のように述べられていらっしゃいます)

つい最近晴山先生が送ってくださった宣伝用冊子から。

私の晴山塾での同期のかたの中には、現役の外科医のかたもいらっしゃいました。

また晴山塾の先輩で私達のお手伝いに来てくださっていたかたは、英語塾をされていらっしゃったのですが出版後の「通訳や翻訳のオファーが来るようになった」「生徒数増加」といった効果を話してくださいました。

繰り返しになりますが、Kindle出版は無料で出来ます。書く内容も自由、価格設定も自由です。

とはいえ恥ずかしい作品を世に出すのには抵抗があるよ、と言われるかたもいらっしゃるかもしれませんね。

晴山塾では前回書きそびれましたが、晴山先生が辛辣とも思えるコメントを塾生にされてました。

例えばある塾生には、「これでは読者は6つの池の周りでオロオロさせられるだけになってしまいます。飽きさせてしまうと読者はすぐに席を立ってしまいます。絶対に席から離れさせてはいけません」「本気で出版するのなら、脳外科手術を受けるくらいの気持ちで頭を切り替えてください」と意見されました。

私のこの塾生の原稿の感想としましては、「話題がすぐに次々と代わり、この人はいったい何を伝えたいのかさっぱりわからない」、でした。本人には勿論言えませんでしたが。それを晴山先生はわかりやすい例えと非常に厳しい言葉でコメントされたのです。

他の塾生にも、「表紙に選んだ写真と内容文とが乖離している。これでは表紙を見て読もうと思った読者の期待に添えず、読者をガッカリさせてしまう」と批判され、原稿の前半部分の書き直しを指示されました。

しかしこれらは、晴山先生の塾生だったからです。何度も申し上げますが、Kindle出版は自己満足で良いのです。(晴山先生も最初の講義でそうおっしゃっていたような)

けれども私は高額ではありましたが、晴山塾から出版させていただけて良かったと思っております。

晴山先生から最初から最後まで、とても嬉しいお褒めの言葉をたくさん頂戴しましたし、どこがどのように良いのかもしっかりとお伝えくださいました。

書く動機としても「先生が自身で書いたものはよくある話で面白くもなんともないが、生徒の立場から先生の素晴らしさを書くというのはこれまでにない試みで私も非常に楽しみです。是非書いてください」と言っていただけました。おかげで私は自信を持って書き進めることが出来ました。

それに私は恥ずかしい作品にはしたくなかったのですよね。とても大切にしていたバイオリンの先生からのお教えを書きたかったのですから。晴山先生のような素晴らしい日本語の達人のような方にジャッジしていただいてとても幸運だったと思っております。

誤解されたくないのですが、私は決して自慢したいわけではありません。逆です。私のこの程度の文章で良いのです。そう解釈していただけると幸いです。奇をてらることもなく、難しい言葉も使っておりません。

また、小見先生からも別の角度から嬉しいお言葉を頂戴しました。私の作品の文字数がKindleにちょうど良いボリュームだと。Kindleというのは、需要としてサラリーマンが休憩中に隙間時間を埋めるように利用されることが多いのだそうです。

つまり文字数で10,000〜13,000文字、時間にして15分程度で読み切れるものが最も望ましいのだそうです。私の『楽器を習うには先生がすべて』の文字数は約12,000文字でした。

最後に、前回でも触れましたが、Kindle出版とクラブハウスはとても良い繋がりかと思われます。まだクラブハウスを続けていらっしゃるかたは是非ルームを立ち上げてAmazon1位になってくださいね。

実は晴山塾でも最終目的はみんなでAmazonの部門1位になることでした。しかしそれは任意であり、1位になるには別料金を支払い(15,000円だったと思います)、出版パーティなるものに出席しなければならなかったのです。そこで、次期の塾生と交流しながら著書を購入していただくといったものでした。

出版パーティ、私は出席を拒否したのです。書いて出すことが私の目的であり、べつに全く売れなくてもよくて、パーティというのもなんだか苦手で煩わしく思えたからでした。

でも、クラブハウスのルームであれば足を運ぶ必要もなく、顔出しする必要もありません。

では1位になる種明かしをお伝えします。1時間だけ時間を決めて販売価格を99円に設定します。その1時間内を20分ごとに区切ります。ルームに来てくださったお友達に20分ごとに合計3回の購入を説明します。1度購入していただけたら著書をKindleアプリから削除してくださいと言い、2度目も同様にしていただきます。3度目の購入が終わったら完了です。1時間が過ぎましたら価格を戻してくださいね。10人くらいご協力いただけたら大丈夫かと思います。

残念ながら、その何時間後に結果が出るのかそれはわかりません。そこまでは聞けませんでした。1時間後かもしれませんし6時間後かもしれませんし24時間後かもしれません。申し訳ありませんがご自身で確認をお願いします。

さて、これで書き残したことはないかと。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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