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スポーツで起業して7年が経った今、自分はどこに向かっているのだろうか?

久々にnoteを書いてます。深夜に思いたったので書いております。途中タイトルから脱線してたら申し訳ないです。

創業から7年が経って、会社は既に8期目に入っています。トップの写真は私が大学生の時に、大阪で夢を語った日の写真です。

遡ること、10年ほど前、創業メンバーである宮代と出会い、彼が立ち上げ、代表を務めていた関西トレーナー会のイベントで「100人の前で夢を語って欲しい。中身は全ては任せる。あの時、マクドで俺に話した内容でええから」と頼まれて、プレゼンしました。

「スポーツの夢の国を創る。スポーツで1兆円企業になる。」そんな事を言っていました。所謂、学生の夢を語るそれでした。その夢へのプロセスは異常なほど解像度の低い、青写真そのものでした。でもそんな事言う学生は、特にスポーツと言うジャンルにおいては当時は殆どいなかったので珍しかったと思います。今も殆どいませんが…

これだけ読んでるとスポーツに夢見る学生のように思われるかもしれませんが、実はスポーツ大好き!スポーツ命!みたいな学生とは程遠かったです。当時、たまたまやったバスケイベントで大失敗し、数百万の借金を背負い、臓器でも売って返さないといけないのかなとか思ってましたし、とりあえず走り続けなきゃいけない、とにかく死なずに生きようみたいな心理状態だったと思います。

そもそも、私がスポーツの会社を始めようと思った理由は、プロ選手となった幼馴染との何気ない会話の中で「セカンドキャリア不安だからマジで頼むわ、一緒になんかやれたらいいね」と言う言葉がきっかけでした。

起業なんてする気もなかった学生だった私が、一緒にやれる会社ってなんだろう「スポーツの会社なら現役中も一緒にやれるし、セカンドキャリアも安心じゃん」そんな気持ちで始まりました。

創業の話は、詳しくは会社の「創業ストーリー」に書いてあるので気になった方は読んでみてください。

創業して7年が経ちましたが、目標の今は0.1%くらいかな?異常なほど解像度の低い青写真から今は、解像度はだいぶ上がってきたと思います。

ここまでくる7年間で「辛いとか、怖いとか、不安になったことはないのか?」とよく聞かれます。確かに口座にお金がなくなって毎分どうしようって考えてた時もあったし、人格を否定されるような事を言われた事もあったし、病気になったり血尿でたり、寝れない日とかもあったりしました。

ただ「辛いとか、怖いとか、不安になった」ことはなかったけど、周囲の人間から不満や苦情は当然あるし、そう思わせてしまった、そのような状況にさせてしまった、思うような結果にならないことに対して「本当に申し訳ないな」と常に思っています。自分がもっと有能で、スマートに考えて動いて、あの時もっとこんな判断をしてればと自責の念は募るばかりです。

自分自身が正常でいられる理由はなんだろうと考えたことはあります。メンタルが強いと言われればそうかもしれませんが、あえてメンタルを保てた理由として挙げるならば、私自身が、常に自分たちはどこに向かっているかを意識していたからここまで来れたと思っています。

ビジョン、目標に対して、どうやったらそれを実現できるか?今やってることはどう繋がってるのか?自分たちは今どの位置にいるのか?なぜやっているのか?を理解してるからだと思っています。その解像度が上がったり実績が少しづつ積み上がっている実感があったから生きてこれたと思っています。

なぜ、Ascendersという会社をやっているのだろうか?もし私が明日死んでも、会社がなくなっても、私が目指している事が実現できなくても、困る人がいるのか?いや、困る人は沢山いる。別に実現できなくてもいいんじゃないか?いや、あったほうが絶対いい。自問自答で確認しながらバランスを保ってる気もします。

代表(言い出しっぺ)である自分が現在地を見失わないこと。どこに向かってて、今どこにいるか把握できることはすごく大事です。そして周囲の人に伝え、助けてもらうこと。できないことできる人に頼って、お願いすること。その上で自分しかできないことを徹底し、自分の責務を全うすること。続けていればきっと近づいています。

起業してからは8年経ちますが、もし起業を考えてる若者へアドバイスするなら
・自分がどこへ向かってるか常に頭に置いておく(邪な理由だったとしても途中で見失うな)
・周りに思いっきし頼る、溜め込まない(周囲がいなかったら普通に終わってました。超大事です。)

これを忘れずに、頑張ってください。

さて、引き続き目標の0.1%から1%くらいになれるように、必死で目の前のことをやりながら成長させるために精進するだけです。資金調達もやらねば、、、少しでも目標に早く到達して、実現できる日をこの目で見れたらと思っています。たとえ、50年後でも、自分が代表でなくても、そのビジョンが実現できるのならその一員として少しでも携われたら本望です。

8期目もみんな頑張って行きましょう。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

自分にしか発信できない、スポーツに関わる全ての方にとって役立つ情報をGiveし続けたいと思います。