多様性と効率性

おはようございます！
 
ダンスのバレエには、
楽譜のようなものがないそうです。
 
オーケストラでしたら楽譜があり
それを見ながら演奏します。
演奏の仕方は滑らかにとか激しくとか
色々あるのでしょうが、
楽譜から離れた音にはならないでしょう。
 
バレエには楽譜に対応するものがないので、
演出を誰がするかによって
相当に違ったものになるようです。
 
武道の伝承が
口伝に大きく依存していたように
バレエも口伝のようなもので
受け継がれてきたのでしょうか。
 
そうなると、同じ演目であっても、
相当に違った振付になったりした
のではないかと想像してしまいます。
同じ演目とはとても思えないというくらい、
多様性があったのかもしれません。
 
最近は映像技術が発達したので、
伝達は容易になったそうです。
映像を見れば一目瞭然ですから。
効率がとても上がったことは
容易に想像できます。
 
ただ、多様性は一気に失われてしまった
のではないかと
惜しい気もしなくはありません。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島