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お味噌の国際展開

おはようございます!
 
信州小諸のお味噌の話を聞きました。
 
古くは江戸時代から続く老舗です。
 
しかし、戦後の人口増加、
味噌の消費拡大に対応するため、
熟成をわざと早くして
生産量を拡大する速醸技術が
盛んに取り入れられた時、
この醸造所はその流れに
乗り遅れてしまったそうです。
 
困った経営陣は、
その不利を逆手にとって、
長期熟成を旨として
コクとかおりを特徴とした
味噌を売り出しました。
 
それがうまくいき、
ブランドを確立して
贈答用にも売れるようになりました。
 
弱みは強みにもなりうる
とても好きなお話でした。
 

 
この話を教えてくれた人は、
インドとのビジネスを
されている人です。
 
彼は、インドに味噌を展開したいようです。
 
インドは、香辛料の文化が強く、
醸造の文化は弱いとのこと。
その境界線は、
どうやらミヤンマーとインドの国境に近い
インパールのようだとのことです。
 
それを超えて、
醸造文化をインドに持ち込むという
興味深い構想です。
 
味噌はベジタリアンにも
受け入れられるので楽しみです。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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