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共同体と自由

おはようございます!
 
温泉が出なくなり始めているようです。
 
クローズアップ現代で
昨晩放送していました。
 
温泉が出なくなり、
閉店する旅館やSPAがありました。
 
まず思いついたのは、産油国です。
石油もいつかは枯渇するのでしょう。
まだ、それを心配している人は
いなさそうです。
 
せいぜい温暖化対策で
化石燃料を使わないようにしよう
というくらいです。
 
次に思い浮かんだのは、漁協です。
皆で協力して、乱獲をやめたり、
稚魚を放流したりして
資源の確保を行います。
 
漁業は、資源を増やすことができますが、
温泉はそうはいきません。
 
そうなると、少ない温泉を皆で管理して、
平等に配分していくことになります。
共同の水路のようなものです。
 
しかし、
自分がその中にいることを想像してみると、
共同管理は簡単ではありません。
 
温泉が枯渇しているところもあるでしょうし、
まだ大丈夫なところもあるでしょう。
必要としている湯量も違うでしょう。
出せる資金量も違うでしょう。
 
それをまとめるのは至難の業です。
 
おまけに、私などは
その土地にそこまで縛り付けられて
幸せなのか?とも思ってしまいます。
 
他の町に出て、
違う仕事をしてみようかとも思います。
 
私は、日ごろ、
コモンズとか入会地とか共同体などを
好んで話していますが、
実際にやるとなると難しさがあります。
 
共同体の暮らしと
自由な暮らしとの
バランスが大切なのでしょう。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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