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個性はある。問題は活かし方

おはようございます!
 
昨晩のニュースは入社式一色でした。
 
伝統的な会社では、
ダークスーツに身を包み、
一糸乱れぬ会場で、
社長が創造性を存分に発揮することを
期待しますと訓示をしていました。
 
気持ちはわかります。
 
一方で、新興のDX会社では、
入社2年目の女性社員が
入社式の責任者となり、
個性豊かな髪型・服装の若者を
ポップ風に迎えていました。
 
これも気持ちはわかります。
 

 
養老孟子さんはこういいます。
「個性はある。
心配しなさんな。
誰も君のことを
見間違ったりしない(笑)」
 
彼一流のユーモアですが、
私もそう思います。
 
それぞれみな、
違うことを考え、悩み、
答えを求めていくわけです。
 
昨日の自分と今日の自分も違います。
時がたてば、自分も変わるのです。
 

 
何が問題かといえば、
その違いをどう活かしていくか
という具体的な方法だと私は思います。
 
若い時、私は田舎のお葬式に、
白黒ストライプのネクタイで
参列しました。
 
アメリカの短期留学で、
どのような場面でも使える
フォーマルなネクタイとして
学校からプレゼントされたからでした。
 
私なりに亡くなった方への思いは
強くあったのですが、
親戚のおじさんに
こっぴどく怒られました。
 
組織は個性を活かせといいますが、
非常識では困ると規範を押し付けます。
 
若者は、何が役に立つ個性か
わかりませんから
大人へのいらだちは募ります。
 
もともとある個性を
どう活かしていくか、
組織も個人も具体的に考えることが
必要だと思います。
 
ひとつは
コミュニケーション能力だと思います。
組織と個人のコミュニケーションです。
 
ということで、
私が関与している病院では、
4月に研修を企画しました。
 
組織の管理職向けには
ハラスメント研修。
 
個人の職員向けには
アンガーマネジメント研修。
 
さあ、どうなるでしょう。
心配ですが、楽しみです。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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