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日本で予防事業は成功するか?

おはようございます!
 
日本で予防事業は鬼門です。
 
国民皆保険なので、
病気になったら、
健康保険証一枚持って、
いつでもどこでも
診療が受けられるからでしょう。
 
食事と運動と睡眠をきちんとするための
様々な事業が考え出されますが、
健康の為というくくりでは、
なかなか成功事例が見当たりません。
 
スポーツクラブでセントラルや
ボディメークでRIZAPなど
健闘していますが、
健康のためと言うよりも、
楽しみや観られたいという
動機が勝っているでしょう。
 
おまけに、国の制度として、
健康診断が義務付けられていますし、
メタボになると保健指導も
受けなくてはなりません。
 
20歳以上で一年以内に
健康診断や人間ドックを受けた割合は
70%近くに達します。
 
国際的にみてもぶっちぎりです。
 
こうなると、
民間のビジネスチャンスは
限られてしまいます。
 
ですので、
医療保険が浸透していない国に行った方が
予防事業は期待が持てます。
 
国によっては、
手術をしなければならなくなると
親戚中から借金をしている国もあります。
こうした国なら、
予防にお金を払っていただけます。
 
大病にならないようにお金を払う、
強い動機があるからです。
 
そして日本は長寿大国でもあります。
 
個人としては素晴らしい社会であり、
文句を言う筋合いのものではありませんが、
民間ビジネスチャンスとしては、
元気が出ませんね。
 
ただ、がん検診に関しては、
日本は受診率が圧倒的に遅れていることは
気にしたほうがよいです。
 
子宮がんの検診受診率は、
アメリカが85%くらいに対して
日本は42%くらいです。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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