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人は利己か、利他か?

おはようございます!
 
個人の利害得失を刺激すれば、
最高のパフォーマンスを発揮するという
現在の常識は通用し続けるのか?
と金融ジャーナルに
書いたことがありました。
 
一番、印象的だったのは、
あなたは誤っている
という指摘があったことです。
 
個人の利害得失云々の話は常識ではなく、
そもそもの基本認識がなっていない
という指摘でした。
 
人類は、自己利益の追求を後回しにして、
共同体のパフォーマンス全体を優先させた。
だから、他の種に対して圧倒的な優位を
構築したのだそうです。
 
例えば、穀物を食べ尽くしてしまわずに
種として取っておき農耕を始めた。
狩猟にしても、一人で勝手に
小さな獲物を取るのではなく、
大勢で落とし穴を掘って
マンモスなどの大きな獲物を取った。
 
だから、
個人の利害得失にばかりに感応する人は、
ヒトではない。
道徳的な話ではなく、
生物学的にヒトではない。
人間は生物学的に利己ではなく
利他なのだそうです。
 
極論と感じるところもありますが、
なるほどと思うところもありました。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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