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プロの直観

おはようございます!
 
森健というジャーナリストが、
クロネコヤマトの小倉昌男さんのことを
書いていました。
 
とても印象的な書籍です。
「宅急便の父」と尊敬を集める
小倉さんに関する書籍は山ほどあります。
書きつくされたと言ってよいでしょう。
 
しかし、森さんは読めば読むほど、
もやもやしたものがぬぐえない
という感覚を持ったそうです。
そのもやもや感をぬぐえないかと、
取材をはじめ、
最後には、小倉さんの
親族でもあまり知らなかったことを知り、
読者を深い理解へと導いていきます。
 
このもやもや感が気になりました。
世間一般がほとんど納得している
小倉さんの人物像において、
何か変だと感じたジャーナリストの感覚。
 
話は変わりますが、
これまでとは違う事業に
乗り出すことは難しい。
これまでのノウハウが通用しないので、
新たなノウハウを求めます。
 
その中で一番欠落しているのは、
先ほど書いた、なんか変だなと感じる、
プロの感覚だと思います。
こうやる、ああすると言った
マニュアルに近いノウハウは
何とか手に入れられても、
このなんか変だなと感じる嗅覚は
なかなか手に入りません。
新しい分野の経験者のアドバイスを
求めることになります。
 
ただ、社会全体の
フロンティア分野であればあるほど、
誰も経験者がいないので、
誰もその嗅覚を持ち合わせていません。
全員が横一線で、
自らその嗅覚を身に着けるべく
努力することになります。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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