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スケールメリットとエントロピーの相克

おはようございます!
 
ある会社の社内パーティで、
ゲームの余興がありました。
 
数百人がホテルの宴会場に集まっています。
一人一人がじゃんけんをし、
負けた人は勝った人の後ろにつきます。
二人組ができますので、
先頭の人が別の先頭の人と
じゃんけんをします。
負けた組は、
勝った組の一番後ろにつきます。
これを繰り返していくので、
長い蛇のような列がどんどんできてきます。
最後には200人くらいの蛇の列が
2本出来上がります。
他愛のない余興です。
 
ただ、その蛇の列の動きは
徐々に鈍ってきます。
50人くらいの列になると、
うねうねうねうねとなり、
自分の列の先頭が誰なのか?
もわからなくなってきます。
最後には、先頭同士が面と向かって
じゃんけんができる状態をつくるのさえ
数分かかるようになりました。
 
このゲームを選んだ社員は、
自社の大企業病を
暗に示唆しているのではないかと
疑ってしまうほどの停滞感です。
ゲームを始める前の
一人一人の談笑風景とは
似ても似つきませんでした。
 
部屋の大きさも変わらなければ、
人数も変わりません。
その中で合併合併を繰り返しているのは、
成熟業界でM&Aを繰り返し、
それを成長と称している企業にも見えます。
 
スケールメリットが効く業界で
拡大は必然ですが、
エントロピー(混沌)増大の法則が
スケールメリットを凌駕する臨界点
があるのかもしれません。
 
大企業の経営破たんや倫理問題発覚、
EUや中国の統合問題、オリンピック問題等
蛇ゲームを思い出します。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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