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“味”を“味”で消す方法。

料理を作っていて、ちょっと失敗してしまって、「しょっぱ過ぎたから、お砂糖入れよう!」とか「辛過ぎたから、お砂糖入れよう!」って方がいますけど、お砂糖はそこまで万能ではありません。このパターンは絶対失敗するやつです。闇雲にお砂糖を入れるのはやめましょう。

基本は薄味から

『料理における3つの失敗』でも言いましたが、味が濃いのも失敗の一つです。では、どうすればいいのか?薄味で作ればいいんです。味は後からいくらでも濃くできますから。でも、逆戻りは困難です。その方法は基本濃度を薄めるしかありません。濃度を薄めようと水を増し、食材を増し、食べれないくらいの量になってしまいます。私もそんな失敗した事あります。そんな失敗をしないように作りましょう。

ちょっとの逆戻りなら可能?

でも、本当にちょっとです。行き過ぎてしまったものは無理ですが、そんな時は「酸味」を使いましょう。『結構万能な“ちょっとお酢”』でも紹介しましたが、お酢は舌をちょっとだけバカにしてくれます。しかし、折角バカにしてくれるなら減塩して、その足りない塩分を少し補ってもらう使い方の方を私はオススメします。

塩味<苦味<酸味<甘味<旨味

コレは個人的にな見解も強いですが、五味の中で強く感じる順番な気がします。『え、じゃあ、しょっぱくても他の味で消せるじゃん』うん。絶対にそう思わないでください。おそらく、その味に勝とうとして入れれば勝つ事は出来るでしょう。しかし、具合悪くなります。私がコレで言いたいのは実は塩分はほんの少しでいいって事。塩分量が少なくても後で足せるから「ちょっと足りないかな?」ぐらいで止めてあげるのがベストです。物足りない時には他の味を入れて調整したほうがまとまる事は多いでしょう。

劇団での企画や、自分の企画の制作費として有難く使わせて頂きます。髙頭祐樹がやりたいことを出来るだけ多く皆さまに届けられるように色々と作っていきたいと思っています。