「頭が回らない」ことへの処方箋
「頭が回らない」というように、頭は本来、頭の中でぐるぐると回っている状態がいい。できれば、自分だけではなく、多くの人との中で。
調子が悪いときは、頭の巡りが悪いとき。だから、調子の悪いときこそ、自分の中にあるものを出して、外から入れて、とする必要がある。インプットとアウトプットが多い状態は傍から見るとなんだか忙しそうだが、本人からしてみると、意外とそうではないことが多い。「忙しい」となるのはインプットばかりが先行して、アウトプットができていないときに発生する。ようするに、自分の中で消化しきれずに、滞ってしまうのだ。
昔、「自分の疲れが出るサインは、ちゃんと自分で分かっておいたほうがいいよ」と今でも尊敬している人から言われたことがある。その人は、「僕は腰にくるから、腰にきはじめたときは、息をつくようにしている。昔、腰を悪くして、しまいには肩まで悪くなって、たいへんなことになったからね」といった。
「調子が悪いときこそ、自分は自分を見れないから」──とその人は最後にいった。それ以来、自分の調子の悪さのサインに気がついたときはしっかり休むこと、元気なときも悪いときも、とにかく頭が回るために書き出し、人と話し、身体を動かすようにしている。もちろんいまだにうまくいかないことのほうが多いけれど、それらのことを心がけておいて損はなかったなとおもう。
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