見出し画像

読了『Dr.ディマティーニの最高の自分が見つかる授業』

自分らしく生きるために読みたい一冊。

本書は、ワークを通して「自分の最高の価値観」を気づかせてくれる。
また、それを人生へどう適合させるか、
仕事、人間関係(夫婦、恋人、親子など)への応用を
著者と著者のセミナー参加者の実例から紹介している。


自分の価値観を生きる

今、仕事への不満があったり、人間関係に疲弊していたり、
自暴自棄な人生を送っていたりしている人は、
自分の価値観ではなく、他人の価値観に従って生きている。

自由に、仕事を仕事とせず、生き生きと、充実した人生を送るために重要なことは、「自分の最高の価値観に気づくこと。そして、その価値観に基づき、人生の目標を設定し、そこに向かって突き進むこと」と述べている。

では、自分の最高の価値観が何であるか。
著者は「自分の人生を観察するだけで良い」と言う。

人は、自分の本当の最高の価値観に位従って行動する。自分が最も高い価値を置くものにお金を使い、時間を使う。

本書P32L9

自分の最高の価値観が何かを知りたければ、自分が何に最も時間を割いているかを考えてみればわかる。最高の価値観は強い意志の力を生み出し、その力は現実の行動を支配するのだ。人が自分の最高価値に注意力、記憶力、意志力をむけたときの、物事を現実化する力について考えてみてほしい。何者も私たちを止めることなどできない。

本書P41L8

本書では、自分の最高の価値観を見つけるためのワークが
用意されているので、ぜひ参照されたい。

あなたの価値観は本当にあなたのものか?

こんな問も著者はしている。

「そのようにすべき(should)」「そうあるべき(ought to)」
「しなければならない(have to)」と表現されるような、
一般論や観念論で語られるものは、
社会的に容認された思考や行動様式、社会的な理想であり、
本当の価値観でないとしている。

「そうしたい」「そうすることが好きだ」
 と言うような表現であれば、
本当の価値観を示していると言える。

感想

ワークを通して、改めて
・自分が何者であるのか
・何を大切としているのか
・人生で成し遂げたいことは何か
を再確認することができた。

また、自己分析・自己理解の重要性もとても感じられた。

自分らしく生きたいと思う方には一度読んでみてほしい。

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,937件

#わたしの本棚

18,416件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?