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子ども食堂って何だろう⁉️つながり続けるこども食堂を読んで

子供食堂と聞き、どんなイメージを持つだろう?
私は、子供食堂は貧困で食べられない子供や親が行くところといったイメージを頂いていた。
しかし、この本を読んで、そのイメージが現場を知らずに勝手に抱いたものであることからわかった。
子供食堂の多くは、対象者を限定していないそうだ。
(少数ではあるが、食べられない子どものための食堂も存在している)
では、子供食堂とはどんなところなんだろう?
子供食堂とは。子供からお年寄りまで多くの世代が交流する拠点となっているそうだ。
都会に限らず、地方でも、地域のつながりが薄れている。
そんな地域のつながりを再生するのに子供食堂が、一役かっているということだ。
大勢で、ワイワイガヤガヤと食事できるって、幸せだよね。
子供食堂といっても毎日開催しているわけではない。
しかし、人と人とのつながりを作ることによって、必要な人に必要な時に手を差し伸べる仕組みを再構築しているのかもしれない。

ここ最近多様性といった言葉を聞くようになった。
みんな違うことを認めること、大事だと思う。
しかし、ただ認めるだけで良いのだろうか?
認めているが、関わらないのであれば、そこに分断が生まれているのではないだろうか?
本の中で、多様性にはインクルージョン(配慮)が必要とある。
高校生が「歩くのがゆっくりな人とは、自分もゆっくり歩くじゃないですか」
この感覚が必要ではなかろうか。
多様性と言いながら、知らず知らずのうちに分断を生み出すことがないように、配慮がある多様性を心掛けていこうじゃないか。

今、地域のつながりが薄れつつある。
子ども食堂が、薄れたつながりを再生する役割を担っている。
まさに、子ども食堂が、配慮ある多様性を実践する場所となっているのだ。

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