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外壁って何がいいの?31(ベースのタイル例!)

昨日は、タイルの張り方について、
タイルの大きさ等によって違うんですよ。
という技術的なお話しでした。

見た目のおしゃれタイルを期待したのに!
なんて声が聞こえてきそうです(笑)

大きなタイルをアクセントで。
そういった使い方って、検索すると、
いろんな事例が出てきます。

それをご覧いただくと、たくさんの種類を
ご覧いただけると思いますよ。

一点気を付けたいのは、スケール感。
タイルを張る面の大きさとタイルの大きさ。
バランスがよくないとせっかくのタイルが。。

それってわからないと思いますので、
パートナーの設計士さんにアドバイスもらってくださいね。

では。今日は何の話なのか。
アクセントではなく、ベースとなる外壁に
タイルを採用した事例をもとにして
どんなポイントでセレクトしたのかを
参考にしていただければと思います。

まず一つ目はこちら。

白系と茶系のタイルを組み合わせています。
色は違いますが、同じ種類になります。

かなり細かいタイプで、凹凸がなくフラットに見えます。
目地が細いのも大事なポイントです。

こちらのお客様が一番に求めたこと。
とにかく、メンテナンスをしたくない。
ということで、外壁にタイルをセレクトされました。

できるだけ小さなタイルでフラットにすることで、
タイルがずれていくことを防ぎつつ、
フラットにすることで、埃なんかもつきにくくしてます。

近くでみるとタイルとわかりますが、遠目でみると、
フラットな壁に見えます。

タイルなんだけど、タイルっぽく見えない。
そんな方針であれば、こういったタイルがいいですよ。

二つ目はこちら。

向かって右側がタイルになります。
(左側は、横目地の窯業系サイディングです)

先ほどに比べると、かなり凹凸ありますよね。
しかも、タイルの大きさが入り乱れている感じで
とても表情のある外観になってます。

一つ目のタイルも検討されたのですが、
せっかくタイルを使ったので、その存在感を見せたい。
ということで、こちらのタイルとしました。

とはいえ。タイル自体は大きくないので、
先ほどどうよう、傾いたり、ずれたりはよほどないです。

こういったボーダー状のタイルであれば、
タイルらしい表情がありつつ、メンテを軽減できる
そういったことができますよね。

三つ目はこちら。

奥の黒い外壁に採用している、黒いタイルがそうです。

先ほどご紹介した二つのタイルに比べると、
タイル自体は少し大きめで、遠目で見ても、
タイルとわかります。

ちなみに。
目地を明るめにすれば、もっとタイル感は表現できますが。
こちらでは、黒い外観を実現したかったので、そうしていません。

ただ、大判というほどの大きさではないので、
こちらもメンテ性はしっかり保っています。

実は、マンションなんかでもよく使われるタイルなんですけど、
うまく取り入れれば、これくらいのクールな感じに仕上がります。

採り入れ方間違えると、マンションぽくなりますので、
ご注意くださいね。

おっと。長くなったので、ここまでにします。

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