![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115528436/rectangle_large_type_2_c225eb3d024850ef65d262d5b4dfa919.jpeg?width=800)
下地材をおしゃれに使う④
昨日は、木毛セメント板という素材を
ご紹介しましたよね。
カフェとかでみかけたりします!
そんなお話しをいただいたりしました。
お話しした通り、見た目もそうですが、
吸音してくれるので、大勢が集まるカフェとかですと、
機能的にも、いい仕上げになりますね。
もちろん。
住宅でもいいですけどね。
さてさて。
今日は、「いかにも」な下地材についてのお話し。
こんなの使っていいの?
と思われるかもしれませんが(笑)
見方によっては、クールに見えるかも。
こちらご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1694040743013-yU59u5Tufq.jpg?width=800)
これから家づくりされる方だと、
あまりピンと来ないかもしれないのですが、
これ、ほんとに下地の材料だったりします。
針葉樹合板っていいます。
最近の木造の家だと、構造用の部材として、
2.4cm厚のこの合板がよく使われるんです。
なので。
大工さんとか現場の人に、これが仕上げです!
っていうと、「これでいいの?」って言われます(笑)
ハッキリとした木目が好きで、かつ節が見えてもいい。
それが武骨でかっこいい!
そんな風に感じる場合には、採用するのも一つです。
もちろんですが、補強にもなるので、
それもメリットの一つかもしれませんね。
ただし。そのままでは、けば立っていて使えないので、
表面をサンダー掛けたりすることをオススメします。
![](https://assets.st-note.com/img/1694040743008-6E4vJx9skF.jpg)
次はこちら。
先ほどに比べると、かなり大人しい感じですよね。
こちら。ラワン合板といいます。
こちらも、普通に下地材としてよく使うのですが、
思い切って、それをそのまま仕上げにする場合もあります。
木目が激しくないので、壁とか天井、さらには、建具にも
使ったりすることがあります。
コストダウンのため。
っていう設計士さんもいるそうですが、いろいろ考えると
そうでもないと思います。
あくまで、この質感が好き!
その感覚があるのであれば、採用を検討してもよいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1694040743089-Z0NlguPtjx.jpg?width=800)
最後はこちら。
シナ合板っていいます。
もしかしたら、見かけたことあるかもしれません。
昔ながらの和室に付属する、押入の内装って、
このシナ合板がよく使われていたので。
(今でも採用する方もいます)
前者2つに比べると、木目はほぼなくて、
白くて繊細な印象の板。
この質感を好んで採用する建築家さんって、
意外にも多くいらっしゃいます。
下地材としても使いますが、実は、表面仕上げとして
採用する場合の方が多い素材かもしれませんね。
こちらも、壁、天井、建具によく使われます。
和モダンな空間にはフィットしますし、
木目は感じつつ、大人しい、繊細な印象のインテリアを
目指すのであれば、一つの方法かなと思います。
ほんと。下地材でも、使い方しだいですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?